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深角眼鏡橋(ふかすみめがねばし)[旧名:尾谷橋]
宮崎県西臼杵郡日之影町七折深角
深角川に架かる石橋
橋長:18.20m
橋幅:3.50m
径間:5.00m
拱矢:3.00m
架橋:1885年(明治18年)
石工:不明
型式:単眼アーチ橋
国道の新深角橋のすぐ上流側に残されています。県北では一番古いアーチ石橋と伝えられていましたが、現存する石造眼鏡橋(アーチ橋)は、明治18年(1885年)に架け替えられたものです。
以前の眼鏡橋は同じ場所に、1840年(天保11年)南関の石工等の手によって架けられていたことが、橋供養碑の刻字によって伺うことが出来ます。常時延岡~高千穂~熊本を結ぶ往還の重要な橋として、政治・文化・経済面等に果たした役割は多大なものがあったと思われます。2006年(平成18年)に約100万円の工事費をかけて欠損石垣などの補修が行われました。道路の通り抜けは出来ず、地元の方の作業歩道として利用されています。
訪問日:2016年2月11日(建国記念日)
深角眼鏡橋 矢印
左岸からの深角眼鏡橋 橋上
深角眼鏡橋 親柱
深角眼鏡橋
深角眼鏡橋
深角眼鏡橋
深角眼鏡橋
深角眼鏡橋
深角川 下流側
深角眼鏡橋 拱頂部
深角眼鏡橋
深角川 上流側
上流側から深角眼鏡橋
深角眼鏡橋
深角眼鏡橋 親柱
改修工事で撤去されるところを飯干商店のご主人が引き取られました。
現在は飯干商店の裏手に静かに保存されています。
Map
深角眼鏡橋