鬼才と奇才 | {素}的思考の日記

鬼才と奇才

やっぱり書きます。

まだ昨日の黒川紀章氏の訃報が頭から離れません。

1人の天才が去るというのは、本当に辛い。彼はいい最後を演出したように想う。


だって選挙や車やテレビに急に出だして、新国立美術館で自分の個展やって・・・って、案外好きだったな。

みんな「変った人」っていうけど、変ってるから世界で有名になれるんですね。


やっぱり建築に関しては「鬼才」だし「奇才」だったと想う。

死ぬ直前まで建築を考えていたみたい。

ほんとうに残念です。

そしてきになったのが・・・・


『夜になって都内の自宅でインターホン越しに取材に応じ「まさか突然、容体が急変するとは思いませんでした…(入院する直前の)10日に何となく『私はあまりいい奥さんじゃなかったね』と言ったんですが『そんなこと、そんなこと…』と言ってくれた。それが遺言みたいなものでした。それだけは忘れません」と、気丈に話した。』


こんな最後って意外と理想。

好きな奥さんと亡くなる前にこんな会話ができるって、すごく幸せなことだろうな~って想う。

きっと心から愛してたんでしょうな。

やっぱり愛する人に気持ちを伝えると楽になるから、俺も意外と伝えるようにしているんだが、彼女は全然俺に言ってくれないんです(笑)きっとそんな事思って無いんでしょうな(泣)