10年前のこの日。
何をしていたかと言うと、
不動産屋さんと住まい探しをしていまして。
と、言うのも、地震の2ヶ月前のお正月の朝に、
隣の家の火災で、我が家もかなり被害を受けたんです。
父、母、娘と住んでいましたが、部屋のほとんどがなくなり、皆んなで住むことが出来なくなりました。
知り合いの助けで「仮住まい」を無償で提供して下さいまして、そこから娘と二人暮らし。
生活が少し落ち着いたので、住まい探し。
いろいろ回っていた時に「地震」
建物のガラスが落ちてくるのを恐れてちょっと離れたよ。
街路灯もグラグラ揺れて、道行く車も車線を保てないほど。
それでもね、何軒か住まい探しを続けました。
しばらくすると、娘から電話。
「やっと繋がった〜‼️」と。
号泣してましたよ。
当時、中学生の娘。
学校は、「近隣の人の避難所にするので、家に帰れ」と......
変な話だよね?
家に誰かいるって前提じゃん?
仕方ないので、次の日に予定していたイベントのホールに、前日準備でスタッフが集まる時間。
とりあえず、そこに行きなさい!と。
ところが、ホールも避難所にするので、と、追い出されたみたい。
その後、スタッフさんと会えて、一安心。
携帯電話が繋がりにくいので、「Skype」でなんとかやり取り。
不動産屋さんとはいろいろ話し合って、8割くらい決めて、また後日ということにしました。
突然住まいや、物、思い出を失う怖さ。
もう誰にも起こりませんよう。祈ります。