辿々しいと、逃げたくなる

たどたどしい。と読みます。


ああ、この人、新人さんなんやろな。
と思う対応を見ていると、
その場から目を背けたくなる。


動画やメディアでも、そう。
うまくできないけれど、そのまま続けている姿に
不自然さを感じてしまって、

閉じる。


なんか、どうしても
見ていられなくなるのだ。


ということは、
わたしは、たどたどしくなるのが、
死ぬほど嫌いなのだと、わかった。


泥臭い感じとか、
裸の王様な感じとか、
危なっかしいのを、

とてつもなく、やりたくない。


けれど、わたし自身、
小さい頃は、たどたどしかったはずだ。

新しいことをする時は、
たどたどしかったはずで。

新しい人と会う時も、
ぎこちなかったと思う。


だから、
毎日がたどたどしくても大丈夫。

その過程と、繰り返しが、
慣れや改善につながる。

わたしはたどたどしくていいし、
あの人もたどたどしくて大丈夫。

むしろ、それを見せてくれたほうが、
見ているほうも手を差し伸べやすい。


内心たどたどしいのに、
表面がスマートだと、

"この人は大丈夫"
のハンコを押されて、しんどくなる。


たどたどしくしても、いいんだよ。