目を育てる


新しい眼鏡が届いた。


この眼鏡は、"目を育てる眼鏡"

視力を補うのではなくて、

本来の目の力を鍛えるための眼鏡。


だから、つけている時の感覚が、

今までの眼鏡とは違う。


子供の頃に遊んだ、エアーテントのような、

床がふわふわした遊具にずっといる感じ。


距離感も、少し違う。

頭の使い方も違う感じがする。

いつもと違う物の見え方をしているから、

脳の内側を使っている感覚。


色は、サングラスと、

メガネの付け替えができる。


フレームも、かなり小さい。


サングラスにした方が、心地よい。

両目で見ようとした時の違和感が、少ない。



どう見られるか、怖さもある。

けれど、私は目の育てることに決めた。


今のたかしには、

色が入ったメガネの方が、身体にあっている。


映画マトリックスのような、眼鏡。

でも、このくらいの色合いの世界の方が、

両目で見ることができる。


今まで、片目ずつの世界だったものを、

両目で見るための、大切な期間になる気がしている。


これは補足。


・メガネは、水で洗ってホコリを落としてから、水分をティッシュで取る。

そして、眼鏡拭きで拭くのがいい。


・たかしは、頭の形の構造で、

そのまま頭に沿わせるだけではずれやすいので、

鼻の一番奥までしっかりくっつけてから、

両手で、柄の部分を耳にストンと固定する。

そうすると、下を向いてもずれない。


cp28-7