何かに熱中したい
熱中するものがあると、
寝食よりもそれに短期間でのめり込む。
▼
そうなると、生活がぐらぐら崩れてくる。
崩れてきたのが慣れてきた頃、その熱も治まる。
そして、また生活習慣を立て直す。
▼
これが、時折訪れるパターンだった。
熱中するものは、アニメやゲーム、アイドルが多い。
予定調和を崩した、少しザラつきのある輝き。
少し苦味を加えたキラキラした世界観に我を忘れて入り込んでしまうのだ。
▼
今まで、これは良くないなぁと思っていた。
何故かというと、文字通りぜーんぶ放って、
それに嵌まり込んでしまうからだ。
だから、精神的に不安定になりやすい。
▼
大事にしてる食事も睡眠も連絡も、ぽーんと抜けて、
それに潜り込んじゃうから、当たり前だよね。
▼
でも今回は、少し抜けた後の感覚が違った。
今まで何回も繰り返してきて、
何回も「あぁ、またやってしまった」と反省して、
その度に、ひとつずつ新しい発見があった。
▼
今回は、
「たかしは、安定してくると、崩したくなる」
「たかしは、常に何か熱意を注げるものを探している」
「たかしは、熱しやすく冷めやすい」
▼
こういう特徴があるんだ。ってわかった。
ずっと安定してたらいいのに、と思っていたけれど、
実はそうではないのかもしれない。
▼
この繰り返しの中に、
何か、自分が大事にしている意欲や
自分が本当に欲しいものがあるのかもしれない。
▼
そんな感覚が、今回あったんだ。
cp28-1
