舞台が変わることに対する抵抗感
新しい段階に入っている気がするけれど、
どうも自分を低く見積もる癖がある。
そして、自分を低くすることで、
みんなに安心感を持ってもらうことが
親近感のコツだと、
人間関係を作る成功体験だった。
だから、なかなか抜け出せないなー
スッキリしないな、と思っていた。
この間、お風呂に入りながら気づいたことがある。
僕は、昔からマイノリティが好きだった。
特に音楽家に対しては、
デビュー当時や、名の知られていない人を好む傾向があって、
その人がだんだん人気になってくると、
"あぁ、この人は遠い存在になってしまった、もう応援する必要はないな"
と、とたんに興味がなくなることがよくあった。
きっと、いざ自分が逆の立場になって、
そういう態度をみんなから取られるのが怖いんだな。って気付いた。
気付いたら、こちらのもの。
そういうことをされるかもしれないけれど、
されるか、されないかを恐れて、同じところを足踏みするよりも、
されたとしても、新しい舞台で前に進む方が、自分らしくいられる。
もう一人のたかしは、ずっとそう教えてくれている。
だから、舞台が変わってもいいんだよ。
変わっても、大丈夫。
cp12-5
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世界が変わる時って、ゆっくり変わる。
劇的に変わると、反動から戻っていた。
だから、何か外部で衝撃的なことが起きるのではなくて、
内部の感覚を満たしていくと、いい感じに変わるんじゃないかな。
最近はそう思う。