ダナ・ホワイトは、以前からMMAにおけるジャッジの未熟さを嘆き続けてきたが、UFC131でも明らかな誤審となった小見川道大 vs. ダレン・エルキンスの判定(エルキンスがユナニマス・ディシジョンで勝利)を、試合後に独断で覆した。
ホワイトは、同じくメインカードでディエゴ・ヌンからダウンを奪われたケニー・フロリアンに対し30-27と付けたジャッジ、そして同様にマーク・ムニョスをパンチで追い詰めたマイアへの判定もおかしいとし、ジャッジの質に疑問を投げ掛けている。
「ジャッジに関しては、今後何らかの対応をする必要がある。酷いジャッジが多過ぎる。これでは、MMAを見ているファンも離れていってしまう。」
「オミガワの試合も同様だ。彼は試合後にも判定に不服で、オクタゴンから出ようとしなかった。ジョー・シウバが無理矢理引っ張り出さなければいけない状態だった。彼は明らかに勝っていた。ジャッジが何と言おうと、勝者はオミガワだ。だから彼には勝利ボーナスを支払う。」










デミアンマイアが1ラウンドにダウンを奪っているのにムニョスのポイントを1ポイントもマイナスしていないなんてちょっとおかしすぎる。



興行側が連れてきたジャッジではないから、俺がニーノシェンブリ戦などで喰らったインチキ判定(著書、“嫌われ者”参照)とは種が異なるが、ダナホワイトが小見川先輩に見せた誠意は、アメリカと日本における格闘技の天と地の落差を言わずもがな物語っている。






本音を言えば、記録を覆してほしいところだけど。



選手は こういう時、勝ったか負けたか‥っていうのは本当はよ~く分かってる。





小見川先輩の事を嫌いな人間がいたら、小見川の負けだ なんて簡単に言うものだし、こういう問題はダナホワイトが言う通り、お客さんをしらけさせる。






しかし 実質上勝った小見川先輩は天晴れだし、ダナホワイトはまた器の大きさを見せつけた。












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