でもさー 小見川先輩は海外行きたいってこないだ会った時言ってたから もう興味ないのかもね。







あの人は凄い律儀な人だし 俺達後輩にもホント気さくに接してくれて ホントにホントにすげー人だから 絶対にアメリカで成功してほしいよね。





俺の本にも載ってたと思うけど UFNで連勝中だった強豪ブラジル人にほとんど互角だったからね。






それに 試合面白いでしょ? 極めあるし パンチあるし。






“負けない”試合するのって フィジカルが強ければ強いほど簡単なんだよ。




でもノックアウトや一本を狙いにいくのってフィジカルが強くても難しいし、しんどい。






例えばシェーンカーウィンみたいな選手が 少し打ち合って テイクダウンして たまに強いパウンド打って固める…


なーんて試合したら手ーつけらんないよ(笑)



でも殆ど誰の記憶にも残らないと思うよ。





やっぱり 一本取りに行く姿勢や技術って凄いし リスペクトされて然るべきだよね。






そういう意味じゃ魔裟斗さんは本当に奇跡のファイターだったと思うし、kidさんや秋山さんなんかもそうだよね。


小見川先輩も勿論そういう選手だよね。






ドリームも もっと小見川先輩みたいな日本の至宝を大事にしてほしかったなー








でもさ 先輩がアメリカでベルトを腰に巻くのも時間の問題だと思うよ。








先輩の才能と謙虚な姿勢は必ずベルトを引き寄せるはずだからね。









俺も見習わないとなぁ…











悔しいですっ!


男として!