会場を後にし、ホテルへ戻る俺達は 何か一つの仕事をやり遂げた気持ちだった。


腹が減った俺達はレストランで分厚いステーキを食べに行った。



「せっかくだから明日はラスベガス観光しましょう」



ラスベガスには沢山の観光場所がある。

せっかく来たのに観光しない手はない。


次の日 ガイドブックを見ながら徒歩で出発。


バカデカいホテルが建ち並んでいる。



観光客も沢山いてにぎやかだ。


しばらく歩くとボロボロのホームレスが お金を乞いながら座っていた。


「ちょっと待ってて下さい」


ホームレスに10$を渡す。


この10$はいつか自分に返ってくるのだ。



そんなこんなでラスベガスでも超高級ホテルで知られる モンテカルロホテルの前に着いた。


映画に出てくるような素晴らしい外観。まるで“ダヴィンチコード”だ。


「すっげーなこのホテル。 いつか泊まりたいですねー」



マネージャーと2人でモンテカルロホテルを羨望の眼差しで見上げる。



それからしばらく観光を続けホテルに戻る事にした。


もっといたかったが今日中にハリウッドに戻らなければならないからだ。



ホテルに戻り支度を済ませ 空港に行く。


「いやあ ラスベガススゴかったですね」

俺達は満足感いっぱいで飛行機に乗った。


ハリウッドに着き、ホテルに戻る。


ラスベガスのホテルに比べると少々劣るがなかなか良いホテルだ。


「テレビでも観ますか」


疲れた俺達はそれぞれのベッドに寝転がりテレビをつけた。


「 ああっ!!!」

テレビを見た俺は目を疑った。



そこには信じらんない光景が映し出されていた。







続く。