いや ついに第2章に突入しました(笑)。
まあプライド時代のも書けなかった事が沢山あるのでいつかね。
題名を“格闘界”にしたのは本当にこの世界は大ボラ吹きや、格闘家を利用して私腹を肥やそうとか…本当に本当に悪い奴らがいる。どこの世界にもいるんだろうけど俺はその悪い人間達に振り回される結果となる。ケイシュウ界の久保社長とお話しさせて頂いた時、「そういう奴らを引き寄せるオーラがあるんだろうな」と言われた事がある。まぁ道を選んだのは自分なんだけど悪い人間っていうのは実際に存在する。それは間違いない。他人を利用するだけでなく他人の人生の足を引っ張ってでも自分達の私腹を肥やそうとする正に“最悪”な人間達がこれから出てくる。皆さんにはこのダークな格闘界も知ってもらいたい……って誰に?(笑)と、まぁJロックを出た後 吉田道場で教えていた子供の親御さんが元某有名力士さんでそのタニマチだった年商約200億円の会社の会長さんが 新たに格闘技のビジネスというかマネージメント会社をやるという事でそこにお世話になる事になった。 一緒にやっていくと聞いていたのはK-1のニコラスペタスさん(とその弟子達)だった。 この時期に ヒョンと現れたの
が 俺の人生を狂わせる最悪な人間だったのだ。 ソイツはとにかく口が上手い。 「会長に任せておけばヒーローズに簡単に出れるから」とか「住むアパートも用意するしお金も良いでぇ(岡山弁)」とか とにかく良い事ばかり言う。話は戻ってその会長さんとお会いした時はちゃんと信用できる立派な方だと確信できた。
その岡山弁を操る人間は(以下詐欺師(笑)) 吉田道場の親御さんの奥さんの方と知りあいだったみたいで会長さんに紹介されたみたいだった。(後で知った話だが、会長さんは初めてその詐欺師と会った時に「信用できないな」と疑ったそうだ。)
マネージメント会社をやるという事で 夢のある話がポンポン耳に入って来た。 「筑波大学の研究チームを招いてトレーニングを見てもらう」とか「引退した後の事を考えて格闘技の学校を作るからその講師になるように」とか 「海外に練習に行かせる」などなど…まぁ そんで俺はその新しいマネージメント会社と契約する事になるんだけど、これがまた とんでもない事実が発覚してくんだよね。


続く