大阪市問題(その1)


 大阪市民を応援するために書いておきます。もともと、大阪市の負債が極度に多く、そのお金の多くは大阪公務員へのバラマキ、たとえば背広や靴の支給などに使われていました。


 このような事態に憂慮して、これまでに何人かの市長が現れて努力しましたが、結局は労働組合の恐喝に近い反対で失敗しました。そんななかで、現在の市長は、結果を見れば何もしない市長でした。


 このような事態に対して、橋下氏は、大阪市の大赤字を解決する手っ取り早い方法として、市役所の無駄の排除と、大阪府との行政の重なった無駄(二重行政)を排除しようと大阪都構想を実現しようと考えたのは当然です。


 このような姿勢に対して、自治労をはじめとした労働組合関連の人たちは、橋下氏の独裁主義といっていますが、彼らにとってはそうかもしれません。けれども、こんな負債を背負わされた市民にとっては民主主義の実現です。


 今、全国の日本国民は大阪市民の良識が実現されるように注目をして祈っています。かつて、テレビ朝日のニュースステーションで久米宏さんが「はっきり言って、大阪市役所の中ははきだめ」と言っていましたが、そういわれないように願っています。


続く。