高校3年生の男の子が巻き爪が痛いと来られました。



「いろんな所に行ったけどいろんな巻き爪ケアをしたけど痛みが取れないんです。」

との事







見た感じ 
爪の切り方が悪くて、薄くて、大きくて、
汗かきで、化膿した後がありますね
巻き爪です。


このタイプの爪は鋭利な刃物のようになるので、
肉に刺さって痛みが出やすいです。


まあ広げたら痛み無くなるから簡単でしょう。

と広げました。









爪が大きいですねー



「もう痛くないじゃろ?」

「痛いです。」


なんですと!?



こんなに隙間があるのに?


「痛いです」







痛いのですからどこか別の原因があるのでしょう。


前回


でも書きましたが、


爪はイエローラインのエンドまであります。







イエローラインを見ると



ここまであるので、



こんな感じで爪があるのかもしれません。






試しに開いてみましょう。





ありました。
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ここが肉に刺さって痛かったんですね。


爪棘ですね。


爪の切り方が悪くて棘が残ってしまったのですね。



初見ではここが巻いて刺さっているし、






ここに化膿していた跡があるので、
先端が原因だろうと、
先端を広げれば大丈夫だろうと思いました。




でも、ここを広げても



ここが原因だったのです。




だからこんな感じで刺さらないように爪を作らないといけません。


見た目だけで判断せずに、どこが原因なのか探さないと問題解決になりません。






ただ爪を広げる時、


肉を下げないといけないのですが、
汗かきなので、
肉を下げるテープが皮膚にくっつかなくて
大変でした。



結局完成まで1時間もかかってしまいました。

お疲れ様でした。





一応爪を作ったのですが、柔らかいし、
湿っていたので剥がれてまた爪が刺さりそうなので、
コットンを挟んでコットンパッキングして帰ってもらいました。


終わっても足を着いたら激痛で痛いらしく
ケンケンして帰って行きました。


心配だったので、1週間後また来て
と別れました。















1週間後



真面目にコットンパッキングしてくれてました。



「上手に出来とるな。お母さんが替えてくれたん?」


「いえ あれから外していません。」


「えー!毎日替えて言うたが。」


「なんか怖くて」






DKはそんなもんでしょう。








「どう?痛みは?」


「痛く無くなりました!昨日も体育したけど痛く無かったです!」


そりゃ良かったです。



では前の器具は外してみましょう。

(来たての写真撮るの忘れてました。)


おー出てますねー

刺さって肉に食い込んでいた部分が出てました。


爪も乾燥して器具が付けやすそうです。






装着完了。




「どう?痛くない?」


「今までのところは痛く無いですが、なんか違和感があります。」





なんですと!?

確かにイエローラインを見るとエンドがまだ見えていません。







ここが白いです。

中に爪がまだあるかも?



これから伸びてみないとわからないですね。


まだ 爪が大きいのかもしれません。





つづく



かもしれない。



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