緊急更新 第6報:7月29日から現在までのノイズについて | 地震前兆電波★千葉流山観測点★

緊急更新 第6報:7月29日から現在までのノイズについて

流山観測点で、異常なノイズレベルの高い状態を観測した、

07月29日から現在までのノイズ観測状況グラフを更新いたしました。


流山観測点の07月29日から現在までの観測状況は下記の通りです。

0729-002


概況:

2007年7月26日に、N2.7°E127.5°のインドネシア付近で
震源の深さごく浅いM7.0の地震が発震し、
流山観測点では、3日後の7月29日から、8月2日まで、
ノイズレベルが通常の2倍近く高くなり続ける現象が観測された。


その間に、
8月1日には、沖縄本島北西沖でM6.1、
8月2日には、南太平洋バヌアツでM7.9、サハリン西方沖でM6.4
の地震が発震している。


また、8月3日にはA型ノイズのノイズαが観測され、
翌8月4日には、同じくA型ノイズのノイズβが観測され、
8月7日に沖縄北西沖でM6.3の地震が発震し、
地震後、再びノイズレベルが通常の2倍近く高くなり続ける現象、δが観測されて、
8月9日に、S6.1°E107.6°のインドネシア付近で
震源の深さ310㎞、M7.7の地震が発震し、


その後大きなB型ノイズのノイズεが観測された。




予測モデルAに基づく、今後の地震活動の見通し:


1.流山観測点周辺におけるM5未満の地震について


8月9日のインドネシア付近でのM7.7の深発地震の後、
午前5時に、流山観測点では大きなB型ノイズ、ノイズεを観測しています。
ノイズの出現時間が比較的短いB型ノイズは、
千葉県北西部・茨城県南部・埼玉県南部などの、
流山観測点から比較的近い場所を震源とする地震の前に良く現れるノイズです。
単純に、ノイズの大きさと地震の規模は比例しないのですが、
いつものM3レベルの地震よりも大きな地震が起こる可能性があると判断しています。


地震の規模はM5前後(最大震度4か5ぐらいか・・・)

地震発震の予測期間は短期(約1週間以内)です。



2.M5以上の地震について


7月29日から8月2日まで観測された、V・W・Xや、
8月7日から8日まで観測されたδのような、
ノイズレベルが通常の2倍近く高くなり続ける現象を前駆ノイズとは捉えずに、
ノイズαやβのような、明確な山を作るものだけを前駆ノイズとして捉えると、

8月3日のノイズαに対応して、8月7日に沖縄北西沖でM6.3、
8月4日のノイズβに対応して、8月9日にインドネシア付近でM7.7
の地震が発震しているので、
7月30日に開示した、予測は発震を見なかったことになる。

しかし、ノイズレベルが通常の2倍近く高くなり続ける現象は
長期間プレートがストレスを加えられたために起きているという可能性が
未だあり、大きめのB型ノイズによる、流山近辺でのM5クラスの
地震の発震の可能性も出てきているため、
もう暫く、予測はそのままとします。


場所:関東から伊豆・浜松までの海洋及び陸上
地震の規模:M7前後、
地震発震の予測期間:ノイズ観測日から長期(約1ヶ月以内)