平成19年05月09日から現在までのノイズについて
流山観測点での、05月09日から現在までのノイズ観測状況をお知らせします。
流山観測点の05月09日から現在までの観測状況は下記の通りです。
概況:
①.5月9日の午後12時頃に、B型ノイズ、ノイズΨを観測しました。
②.5月12日の午前1時30分頃に、B型ノイズ、ノイズΩを観測しました。
予測モデルAに基づく、ノイズの解釈:
①の5月9日のノイズにΨ対しては、5月13日に茨城県沖で、D40 M3.7 の地震が発生し、予測通りのイベントが終了しました。
平成19年05月13日14時47分 気象庁地震火山部 発表
13日14時41分頃地震がありました。
震源地は茨城県沖 ( 北緯35.9°、東経140.9°)で震源の
深さは約40km、地震の規模(マグニチュード)は3.7と推定されます。
②の5月12日のノイズにΩ対しては、5月14日に茨城県沖で、D40 M4.1 の地震が発生し、イベントが終了しました。
平成19年05月14日07時05分 気象庁地震火山部 発表
14日06時59分頃地震がありました。
震源地は茨城県沖 ( 北緯36.4°、東経141.0°)で震源の
深さは約40km、地震の規模(マグニチュード)は4.1と推定されます。
予測モデルAに基づく、今後の地震活動の見通し:
1.流山観測点周辺におけるM5未満の地震について
5月9日のノイズΨに対するイベントは終了しました。
同じく、5月12日のノイズΩに対するイベントも終了しました。
その後、現在まで、地震の前兆と思われるようなノイズは観測されていませんので
しばらく地震は起きないでしょう。
2.M5以上の地震について
4月24日のノイズΛと4月28日のノイズΡについては、
対応する地震は、まだ観測されていません。
どちらのノイズに対する地震も、関東周辺ならM6クラス、
日本海・太平洋上の広い範囲ならM7以上の大きな地震でしょう。
地震発震の予測期間はノイズ観測日から長期(約1ヶ月以内)です。
万が一、日本の陸地付近で発震するとすれば、
能登半島や三重中部のような大きな地震に繋がる可能性があります。
日本近海で発震すれば、大きな津波を伴う危険性があります。
沿岸部の方々は、揺れを感じたら、ただちに避難できる体制を確認してください。
住宅内など、厳重な警戒が必要です。
壊れやすい物、倒れやすい物には注意してください。