平成19年05月05日から現在までのノイズについて | 地震前兆電波★千葉流山観測点★

平成19年05月05日から現在までのノイズについて

流山観測点での、05月05日から現在までのノイズ観測状況をお知らせします。


流山観測点の05月05日から現在までの観測状況は下記の通りです。
NRY2007/05/05
NRY2007/05/06
NRY2007/05/07
NRY2007/05/08
n20070509

概況:
①.5月9日の午後12時頃に、B型ノイズ、ノイズΨを観測しました。


予測モデルAに基づく、ノイズの解釈:
5月8日に茨城県南部D40M4.4の地震がありました。
5月9日に茨城県沖D50M3.8の地震と埼玉県南部D10M3.6の地震がありました。

5月5日のブログで、ノイズΦ、ノイズΧは地震の前駆ノイズではなく、
これらの地震活動が加えた地殻に対するストレスにより、出たノイズ=地震による影響ノイズである。
とし、地震の前兆と思われるようなB型ノイズではないと推測されますので、
しばらく地震は起きないでしょうとしましたが、この判断は間違っていたようです。
ノイズΦは5月8日の茨城県南部、ノイズΧは5月9日の茨城県沖の地震の前兆ノイズであったと
訂正いたします。

また、同じ5月9日の埼玉県南部の地震の前兆ノイズは、ノイズΧを観測後に発生していたと思われますが、
TV視聴時の電源ノイズと同じ時間に発生していたために観測できなかったのではないかと推測しています。
そして遡って、5月5日の八丈島東方沖 D70 M3.8、父島近海 D50 M4.9の地震の前兆ノイズは
震源までの距離と地震の規模から、5月1日に観測された2つの小さなノイズが、
それぞれ該当するかと想定し、
同時に、この、M3.8、M4.9クラスの地震は、
いわば、現在の地殻のストレス状態を、エコー検査したようなモノという想定モデルも間違いとします。



予測モデルAに基づく、今後の地震活動の見通し:
1.流山観測点周辺におけるM5未満の地震について
  5月5日のノイズΦ、Χに対応するイベントは終了しましたが
  5月9日に再びノイズΨが発生していますので、
  このノイズΨに対応する地震が茨城県沖・茨城県南部・千葉県北西部など、
  流山観測点の周辺で起きる可能性がありますが、
  人的被害が出る地震ではないでしょう。

  地震発震の予測期間はノイズ観測日から短期(約1週間以内)です。


2.M5以上の地震について
  4月24日のノイズΛと4月28日のノイズΡについては、
  5月5日に八丈島東方沖 D70 M3.8
  同じく5日に父島近海 D50 M4.9
  の地震が発生していますが、それぞれの地震の規模と震央までの距離が
  予測モデルAに基づいたノイズの大きさと符合しませんので、
  対応する地震は、まだ観測されていない・・・・とします。
  
  また、前回の見通しで、地震の発生場所を、


  関東南部から小笠原諸島までの海洋付近で発生するのではないかと予測されます。


  とした予測は、現在の地殻のストレス状態をエコー検査したようなモノ、とした予測モデル
  が間違いでしたので訂正し、  


  どちらのノイズに対する地震も、関東周辺ならM6クラス、
  日本海・太平洋上の広い範囲ならM7以上の大きな地震でしょう。


  に戻します。


  地震発震の予測期間はノイズ観測日から長期(約1ヶ月以内)です。


  万が一、日本の陸地付近で発震するとすれば、
  能登半島や三重中部のような大きな地震に繋がる可能性があります。
  日本近海で発震すれば、大きな津波を伴う危険性があります。
  沿岸部の方々は、揺れを感じたら、ただちに避難できる体制を確認してください。
  住宅内など、厳重な警戒が必要です。
  壊れやすい物、倒れやすい物には注意してください。