ノイズと大きな地震に対しての考察 | 地震前兆電波★千葉流山観測点★

ノイズと大きな地震に対しての考察

ここでいったん、観測された大きなノイズと
日本を含む西太平洋周辺で発生した大きな地震について
考察することといたします。

今回の発端といえるべき大きなノイズと、M5.5以上の大きな地震を記します。
平成19年
02月27日ノイズλ→03月06日西スマトラ州パダンM6.0
03月06日ノイズμ→同上、M5.8
03月08日ノイズν→03月08日鳥島近海D140 M6.0
03月09日ノイズξ→03月09日日本海北部D500 M6.2
03月10日ノイズο→03月11日北海道東方沖D30 M5.6
03月12日ノイズπ→03月13日千島列島D163 M5.4
03月13日ノイズρ→03月17日マレーシアモルッカ海 M6.1
             03月18日十勝沖D59 M5.6
03月15日ノイズσ→03月25日能登半島沖D50 M7.1
03月27日ノイズτ→03月30日国後島付近D99 M5.6
04月01日東海道南方沖D380 M5.8
04月02日南太平洋D10 M8.1
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なを、2007-03-13 20:47:43のプログ中で、

ノイズの大きさと、発震までの間隔から、
3月10日のノイズοに対応する地震が、11日の北海道東方沖M5.6
3月12日のノイズπに対応する地震が、12日の胆振支庁中東部M4.5
だと思われます。

としていましたモノを、その後の精査から、

ノイズの大きさと、発震までの間隔から、
3月10日のノイズοに対応する地震が、11日の北海道東方沖M5.6
3月12日のノイズπに対応する地震が、13日の千島列島M5.4
だと思われます。

に、訂正いたします。
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以上のことを踏まえまして、ノイズと地震について考察して参ります。


まず、上記をノイズパターンで分けると、

02月27日ノイズλNRY2007/02/27

03月09日ノイズξNRY2007/03/09

03月13日ノイズρNRY2007/03/13

03月15日ノイズσNRY2007/03/15




が、比較的発生時間が長いノイズA型、



03月06日ノイズμNRY2007/03/06
03月08日ノイズνNRY2007/03/08

03月10日ノイズοNRY2007/03/10

03月12日ノイズπNRY2007/03/12

03月27日ノイズτNRY2007/03/27


が発生時間が短い鋭いノイズB型

と、ノイズ出現の特徴によりA型・B型の2種類に分けることが出来ると思われます。


次に、この間の大きな地震を、Mの大きいモノから4つ上記から拾い、

それを、比較的発生時間が長いノイズA型と、時系列で記してみますと、


02月27日ノイズλ
NRY2007/02/27
→03月09日日本海北部D500 M6.2


03月09日ノイズξ
NRY2007/03/09
→03月17日マレーシアモルッカ海 M6.1


03月13日ノイズρ
NRY2007/03/13
→03月25日能登半島沖D50 M7.1


03月15日ノイズσ
NRY2007/03/15
→04月02日南太平洋D10 M8.1


となります。


次に、

過去の比較的発生時間が長いノイズA型と似たような、ノイズ発生の際を振り返ってみると、


平成19年01月09日のノイズα

20070109

→01月13日北西太平洋 M8.3


平成15年10月31日のノイズ

NRY2006/10/31
→11月15日千島列島 M7.9


平成15年11月02日のノイズ

NRY2006/11/02
→11月15日千島列島 M6.6


と、ノイズA型が発生した後に、非常に大きな地震が起きています。

また、そのA型ノイズをさらに詳しく見てゆくと、同じA型ノイズでも、


比較的規模が小さくかなり遠い地震であった、03月17日マレーシアモルッカ海 M6.1
の際の03月09日ノイズξ

NRY2007/03/09

→03月17日マレーシアモルッカ海 M6.1
では、ノイズ発生時間が短く、


逆に、同じM6前半クラスでも近い地震であった、03月09日日本海北部D500 M6.2のノイズλや、

大きなM7、M8クラスの地震のノイズρ、ノイズσでは、ノイズの発生時間が長くなっていることが見て取れます。

NRY2007/02/27

→03月09日日本海北部D500 M6.2


NRY2007/03/13

→03月25日能登半島沖D50 M7.1


NRY2007/03/15
→04月02日南太平洋D10 M8.1


以上のこのことと、先日から述べている仮説、


今、流山観測点で捉えているノイズは、震源からのノイズではなく、
西太平洋周辺で、M6、M7、M8、などの大きな地震を起こすような活動が
同じように与えている、

関東近辺の地殻に対するストレスにより、関東近辺の地殻から出ているノイズである。


を照らし合わせて考えてみても、


日本から遠くでも、M7、M8クラスの地震に繋がるような、より大きな地殻のストレスや、
近くのM6前半の地震に繋がるような地殻のストレスは、
関東近辺の地殻に対するストレスも大きいので、
流山観測点で捕らえられる、関東近辺の地殻から発生するノイズも、
長い時間観測される。


と結びつけることが出来ます。


もしも以上の考察が正しければ、
本日4月2日にも、午前6時40分から8時40分の2時間という長時間に渡って下記のように、


ノイズυ

n20070402


が観測されていますので、


今後1ヶ月の間に、より日本に近い場所で、M6後半以上の地震が起こる可能性がある


と結論づけることが出来ます。

そのような地震が起きた場合、


日本近海で発震すれば、大きな津波を伴う危険性があります。

沿岸部の方々は、揺れを感じたら、ただちに避難できる体制を確認してください。


住宅内など、厳重な警戒が必要です。

壊れやすい物、倒れやすい物には注意してください。


みなさまの周辺の対地震防災体制を今一度確認されるなど、

地震に対して、厳重な心構えが必要です。


ただし以下の注意事項も良くお読みになって、冷静に対応してください。
 ↓

※注意

地震予測はたいへん難しく、

はずれる確率の方が高いので、


必ず予測した地震が来るというわけではありません。


ですので、この情報を見たからと言って、

むやみに怖がることは全くありませんし、

もしかしたら来るかもなぁ・・・ぐらいに

思って見てください(^_^;


また、はずれる確率の方が高い情報ですので

この情報を友人や家族、親類など、



他の人に伝える場合には、

流言飛語の流布

デマの伝搬

にならぬよう、

使用する言葉に十分に注意してください。