淡い 淡い遠き声
ゆらり ゆらり 水の音
白き影 夜をゆく
まだ知らぬ 君のもとへ
山より水は流れ流れて
名もなき川を一つに結ぶ
龍の御息が雲を渡れば
遠きところに雨が降る
逢うより前に 知るより前に
見えぬところで結ばれていた
結び給え 巡らせ給え
遠き命を 此処え此処え
結び給え 導き給え
我と汝の 縁の緒を
白き狐の足跡ひとつ
月の下より森へと消える
別れし人も去りゆく人も
消えたにあらず我に残る
離れていても見えなくなれど
ひとたび触れし命は残る
結び給え巡らせ給え
去りし命も此処え此処え
結び給え 導き給え
遠き昔を今へと結べ
逢うて結びにあらず
結ばれし故逢うなり
水は水へ雲は空へ人は人へ 縁、、、、
結び給え 巡らせ給え
結び給え