昨日の、東宝劇場支配人小川甲子さんの、退任された記事に、思い掛けずに、大きな反響はありましたので、甲にしきさん時代の、研5での宝塚大劇場初主演公演「洛陽に花散れど」を、少し紹介します。この作品では、当時の花組トップスターの星空ひかるさんの相手役の、出雲阿国役を未だ新人公演の主役すらされた事のない、研5の甲にしきさんは、演じられました。この当時の宝塚歌劇団のシステム的には、トップスターと言うのは、宝塚音楽学校の本科生の頃には、既に路線化されていて、歌劇団へ入団してからも、今の様な三番手から二番手そして、トップスターなんて順上がりなんて物は無くて、トップスターは入団最初から、トップスターの英才教育を受けて、トップスターとなるシステムでした。甲にしきさんにとっては、この出雲阿国も、そのトップスター英才教育システムの一貫の、主役公演でした。