この「1789」の、有沙 瞳の演じたマリーアントワネットは、本当に素敵なマリーアントワネットでしたね。若いツバメのフェルゼンとの逢瀬の際の、少女の様なキャピキャピ感と言い、王宮でのカリスマオーラを醸し出すマリーアントワネット、そして民衆の非難の末の、罪人となってただひたすらに処刑を待つ、人生の侘しさを表現したマリーアントワネットと、その時々に応じてメークを変え演技を変えて、舞台を観ていて、私は有沙 瞳と言う子を、凄く見直しました。と言うか、いつの間にやら、彼女のファンになってしまいました。