今日発売の週間文春の記事の、阪急阪神ホールディングスCEO角 和男氏の奥方の、元星組トップスター北翔海莉の横槍ゴリ押しで、トップスターになったお話しでした。これは、丁度星組の全国ツァー公演「風と共に去りぬ」の、公演中に、本来ならそのままこの全ツの主役を演じていた、紅ゆずるの星組トップスターなる筈だったのが、急転直下北翔海莉・妃海 風の、トップスターコンビは、発表された内情のお話しでした。私は、この事は、事前に聞いていましたので、あぁまたか、と言う心境となりました。と言うのも、こんな裏話しは昔から有った話しで、最近では雪組の朝海ひかるのトップスターも、当時の歌劇団理事長の小林公平氏の奥方の、"コムちゃんをトップスターにしてあげてよ"の、一声で決まった物でした。朝海ひかるの77期生の同期には、女帝と呼ばれた花總まり、花組の春野寿美礼と星組の安蘭けいの、三人は順当に各々の組のトップスターとなっていました。しかし朝海ひかるは、歌は全く歌えないし演技力も無い、かろうじてダンスのみの男役でした。ですから、後の北翔海莉とは違って、誰もまさか朝海ひかるの、雪組トップスターなんて、予想もしなければ希望も有りませんでした。ところが、理事長の奥方の好みの鶴の一声で、トップスターは決まってしまうのですから、まぁ宝塚もダメになっても、当然だと思いました。歴史は繰り返すとは、よく言った物で、同じ様な歌劇団への横暴と私物化を、繰り返していたのでした。