最初にお断りしますが、宝塚への夢や憧れを抱いている皆様には、嫌なお話しになります。どうぞ、通り過ぎてくださいませ。

先日の、文春砲のいわゆる"虐め記事"ですが、宝塚歌劇団に限らずに、世間のどんな組織であろうとも、妬みや嫉みからの、理不尽な"イジメ"は、必ずありますね。宝塚歌劇団の黒歴史に、いわゆる96期生事件は、まだまだ記憶に新しいですね。ヅカファンになって、日の浅い方には、宝塚の同期生は皆んな仲の良い40人と、お思いの方もいらっしゃると思います。でも、ご自身の経験を鑑みて下さい。小中高と、クラスメイトになった級友皆んなを、ご存知でしたか?。私の世代は、宝塚音楽学校の、40人よりも少し多い45〜50人前後のクラスでした。私は男子も女子も、どちらもクラスメイト全員は、知りませんでした。宝塚音楽学校も同様で、YouTubeの大鳥れいさんのchでは、OGジェンヌの上級生や下級生の他に、同期生も沢山出演するのですが、比較的に音楽学校よりも、卒業してからの組配属に一緒になってから、親しくなった同期生の多い事でした。非常に前置きは長くなりましたが、要するにタカラジェンヌも、我々の学校生活も殆ど変わらないのが、現実なのです。昔の雪組の、黄金時代の娘役トップスターの、加茂さくらさんが、"徹子の部屋"の様な、対談番組でよくこんな、宝塚時代の裏話をされていました。"私は、明石照子さんと浜木綿子さんの、トップスターコンビの退団されるに際して、次期トップスターの真帆志ぶきさんの相手役として、月組から組替えで雪組娘役トップになりました。未だ研3の下級生なので、公演の配役上は高くても、公演を離れると一下級生になります。そして、その当時の雪組は上級生から、完璧なピラミッドが出来ていて、そんな中にポッと組替えで来た私には、風当たりは凄かったでした。注意を受けるのは、普通の場所ばかりではなくて、お風呂の素っ裸になっている所で、何人もの上級生から注意を受けるのも、日常茶飯事でした。"と、お話しされていました。舞台衣装を隠されたり、靴の中へ画鋲を忍ばされるのは、しょっちゅうだったそうでした。雪組は、世間的には"芝居の雪組とか、日本物の雪組とか"、言われていますが、違う言い方には、○○めの雪組とも、昔は呼ばれていました。勿論、時代は変わって、昔の様な露骨な事は無くなったとは思いますが、組カラーは何処かに残っているかも知れませんね。因みに、月組と星組は、これも昔から、上下関係の体育会系の厳しさは、言われていました。じゃあ花組は?、と言うと、この組は長幼の序の厳しさの組と、言われていました。

文春砲の記事なんて、歯牙にも掛けなくて良いのですが、宝塚の中には、それなりに世界と同じ、厳しさは存在する物と、思った方が良いと思います。