やはりと言うかやっぱりというか、あの一件をリアルタイムに見た方は、やっと退団するのかと言う、ネガティブな印象が殆どでした。咲妃みゆ・花乃まりあ・綺咲愛里と、三人の娘役トップスターを輩出しましたが、ファンからは三人共に、あまり高評価は得られなかった様に思いました。他には、雪組の夢華あみも居ましたが、上記の三人よりも、歌と演技のパフォーマンスのクオリティは高かっただけに、あの問題を起こさなければと、残念な娘役でした。そして、タイトルの”優波慧”ですね。あの問題の、言わば夢華あみとの主犯格でしたから、この件に関しては、石持て出て行けと言われても、致し方ないですね。ところが、96期生も研12なんですね。入団してから、丸11年になります。この間に、96期問題を知らないファンも、多く出てきました。優波慧は、「ポーの一族」では、幕開け冒頭の”グレンスミスの日記”での、グレンスミス役を配役されていました。私はこれを見て、花組プロデューサーも作・演出の小池修一郎氏も、花組生としての、一定の存在感を与えたと感じました。優波慧は、次の公演で退団をして行きますが、96期生男役には和希そらが、まだ残って居ます。この人は、私が見ていても、まだまだ延び代は、在る様に思います。歌劇団は、これからこの人に対して、どの様な処遇を施すのでしょうか?。楽しみに見守りたいと思います。

私の持論としては、今でも96期問題には、一年間初舞台生はロスしても、96期生は全員入団を、させるべきでは無かったと思っております。しかし、96期生は現実として入団をして、既に10年以上経過しています。この問題の結論は、宝塚歌劇団の歴史が、後年に答えを出してくれるでしょう!?。

PS.

もう一人、雪組の現娘役トップスターの、朝月希和さんの事を失念しておりました。此処に、付け加えておきます。