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この月組公演も、残すところあと一週間を切ってしまいました。
ところで、賛否両論が渦巻くこの公演、特にショーテント・タカラヅカ「BADDY」は、賛否両論というよりも好き嫌いのハッキリ分かれしまうレビューです。いわゆる、オーソドックスなタカラヅカレビューとは一線を画していて、本当に観て見なければ、このレビューは絶対に語れないのです。そして、好き嫌いの分かれ目は、案外はっきりしていて、オールドファンには受けが良くて、観劇歴の浅い若いファンからは、総じて受けの良くない様です。これは、今から半世紀前の、鴨川清作先生の作品にも好みが分かれた経緯がありました。しかし、この時には今とは反対で、若いファンからは絶大な支持を受けましたが、白井先生や内海先生のオーソドックスな、宝塚作品のファンからは、はっきりと嫌いという感想が多かったです。そして、上田久美子さんの「BADDY」ですが、鴨川先生ほどのセンセーショナルな話題にはなりませんが、この新しいレビュー作品は、これからの宝塚レビューの、一筋の光明を見出してくれる事は、絶対に間違いと思います。