皆さんこんにちは。
本日、宝塚歌劇団より星組トップ娘役 舞空瞳さんの退団が発表されました。
星組トップ娘役・舞空瞳が、2024年12月1日の東京宝塚劇場公演 政界コメディ『記憶にございません!』、カルナバル・ファンタジア『Tiara Azul -Destino-(ティアラ・アスール ディスティーノ)』の千秋楽をもって退団することとなり、2024年4月8日(月)に記者会見を行います。
なお、会見の模様はあらためてお知らせいたします。
まずは個人的な感想として。
非常に残念です。
確かにMSのタイトルだったり色々とフラグは立っていましたし、覚悟が無かった訳ではありません。
「ロミオとジュリエット」のジュリエット、「王家に捧ぐ歌」のアイーダ、「ディミトリ」のルスダン、「1789」のオランプ、「ME AND MY GIRL」のサリーなど、
これまでも沢山の大役を掴み、宝塚トップ娘役としてはとても恵まれているとも思いますし、
そんな彼女のイキイキとした舞台姿を見るのは本当に楽しかったです。
初めて彼女を見た時にはスタイルの素晴らしさにもはや恐怖を感じましたし、あんなに華のある真ん中の似合う娘役はそうそういません。
ダンス・歌の技術面でも抜けがなく、特にダンスは天下一品!
最初はスカステのトークも苦手そうでしたが、最近はテンポ良く話せるようになり、のびのびとしていて見ているこちらも気持ちの良いものでした。
トップスター休養という前代未聞の事態の中でもしっかり真ん中に立ち続け、頑張ってきた舞空さんに、
「お疲れ様。頑張り続けてくれてありがとう。あなたのファンになれて、宝塚現役時代の舞台が見られて本当に良かった。楽しかったです。」
という言葉を送らせていただきたいです。
しかし、舞空瞳ファンとしては心から満足しているのですが、ことなこファンとしては非常に消化不良なのも事実。
このタイミングで舞空さんが退団してしまうなら、なぜ別箱を3回も連続で分けたのでしょうか?
なぜ、「1789」以降まともに組んだ作品を見ていないのでしょうか?
なぜ、「RRR・VIOLETOPIA」で全然トップコンビの場面がなかったのでしょうか?
なぜ、次作もトップコンビが組む想像の出来ない作品なのでしょうか?
「最終的には長期・添い遂げになるから」「別箱で離れるのは仕方がないよね」「あのちえねねですらそうだったんだもの」と自分に言い聞かせながら耐えてきたファンも多かったことでしょう。
花組「アルカンシェル」、月組「Eternal Voice・Grand TAKARAZUKA 110!」、星組「RRR・VIOLETOPIA」をこの2週間ほどで見てきた人間としては、
花組・月組のトップコンビ推し推し度合いと添い遂げの雰囲気が羨ましくて、
星組のトップコンビの組まなさに絶望し、でもいつかは星組も…と思っていました。
トップコンビファンとしてはやり切れない思いでいっぱいです。
明日の退団会見を受けてもっと詳細な記事を書こうと思いますが、今はただ本当に残念だとしか言いようがありません。
今はただ、「記憶にございません」での舞空さんの扱いに関しては期待しておりませんので、どうか竹田先生のショーが自分のやりたいことをやるのではなく、
(デビュー作だから好きにやりたいでしょうけども)
スターが輝くタイプのショーで、舞空さんが過去最高に輝けるショーとなることを期待しております。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。