皆さんこんにちは！！
実は先週、月組公演を見てきたので、ショーの感想を書いていきたいと思います。
今回のショーは全体を通して、お衣装が素敵＆退団者に手厚いという印象です。
場面ごとに振り返っていきます！
まずはプロローグ。
幕に投影された映像が急に動き始め、過去作品が映る演出でした。
(挨拶も何もなしにいきなり始まるので、観劇される方はお早めにスマホの電源を切ってしまった方が良いです)
正塚先生のお芝居が物理的に暗かったことにより、プロローグがすごく眩しく、煌びやかに感じました笑
シャンパンゴールドの衣装がすごく素敵で、娘役さんのスカートはひまわりのような色彩でした。
中村B先生は銀橋1人渡り大盤振る舞いのイメージがありますが、今回も例に漏れず彩海せらさんまで1人渡りしていました。
またやはり、れこうみダンス中の白雪さち花さんの歌声は素晴らしかったですね。
その後は梨花ますみさんを中心とした宝塚史ソング。
｢パリゼット｣｢花詩集｣｢花、月、雪、星、宙、専科｣についての歌詞がありました
『愛を結ぶ月(マスカレード)』の場面は風間柚乃さんと彩みちるさんが中心となってスタートしましたが、可愛かったですね。
お互いに顔も見ていないのに惹かれるトップコンビの様子は、前作の万華鏡百景色を思い出しましたね
『アヴァンギャルド！』の場面は、次期トップコンビが中心の場面でしたが、衣装がテカテカしていて少々眩しかったです笑
この場面での天紫珠李さんがとても綺麗で可愛くて、ダンスも素晴らしかったです。
鳳月さんとのキスシーンもあり、新しいトップコンビを見るのも楽しみになりました。
この場面が唯一、天紫さんが正2番手娘役として活躍していた場面だったと思います。
(それ以外の場面では基本的に彩さんとニコイチ)
『ルナ・ルージュ』は中詰でスパニッシュが基調となった場面でしたが、非常にテンポが良く、楽しい場面でした。
特に娘役が爆踊りするシーンが多く、見ていて楽しかったです。
2階には客席降りが無く残念でしたが、急に客席にも振り付けを求められるシーンがあり、月城さんが｢2階席の皆さんもご一緒に！｣と、ちょっと構ってくれます笑
『タカラヅカ110！』は110期生のロケットの場面ですが、風間さんの結構長めの歌唱からスタート。
このロケット、曲のテンポがかなり速く、なかなか大変そうでした。
しかし、お衣装はめっちゃ可愛い！！
頭の羽も腰の部分の大きなリボンもダンス映えして、マネキンが着た状態よりも実際の初舞台生が着た状態の方が魅力的でした。
『SETSUGETSU 雪月』は雪組からの月城さんファンの方には堪らない場面だったのではないでしょうか？
月城さんが和装(狩衣みたいなやつ)を着て、｢雪の下であなたと出会った｣｢月で輝いた｣｢今は大切な思い出｣的なニュアンスの歌を歌います。
その後、｢荒城の月｣で組子たちが踊り、最後は月城さんの見返り美人図でフィニッシュです。
この｢荒城の月｣歌い出しの麗千里さんの歌声が素晴らしく、改めて退団は残念ですね。
この場面の組子たちは全員ピンクとラベンダーの中間色のような髪色になっているのですが、その色も神秘的で素敵でした。
『思い出の月の光』では海乃さんが、｢生まれ変わってもまた月で｣｢またあなたと出会いたい｣｢だから今はさよなら｣というまたもや感動ソングを歌っており、こちらはパレードでも使用されていました。
周囲でもここら辺から鼻をすする音が多く聞こえ始め、本当に退団してしまうんだなぁと実感しました。
フィナーレの演出が私は大好きで、すごく楽しかったのですが、なかなか文章にすると平凡なものになってしまうかもしれません。
男役の黒燕尾はシンプルな振り付けでしたが、その分揃い度合いが素晴らしく、迫力のあるものでした。
娘役の群舞もたおやかで、衣装は大変に可愛らしかったです。
ここでも彩さんと天紫さんはニコイチの扱いでしたね。
退団者向けの演出が多く、群舞の最中には月城さんと鳳月さんが熱い抱擁を交わしたり、退団者のみで銀橋渡りと歌唱シーンなどもありました。
(その間、組子は舞台上で退団者を見つめる)
鳳月さんの歌い出しで『My Best Friend』が始まるのですが、歌詞に｢傍にはいつも君がいた｣｢また歩き始める｣(ニュアンスです)などの退団者を想う言葉が沢山ありました。
退団者が銀橋を渡り終わると海乃さんが中央からせり上がってきて、その後階段から月城さんが降りてくる。
みんなに見守られながら階段真ん中で抱き合い、そこからデュエットダンスの流れでした。
デュエットダンスはこれまでの振り付けが盛り込まれており、衣装は青色でさながらシンデレラの舞踏会シーンのようでした。
エトワールは106期の一乃凛さん。2度目の登板ですね。
エトワール中に110期の子たちをオペラグラスで眺めていると、最下段の恐らく娘役さんと目が合い、ニコッとしてくれたんです！
初舞台にも関わらず余裕があることにも驚きましたし、たちまちファンになってしまいました。
ところがあの子の名前は分からず。
どなただったのだろう…
番外編で初舞台生口上ですが、初日だったため口上者は成績上位の3人でした。
文化祭の段階では彩葉ゆめさんが大注目されていましたが、確かに華があり、超小顔です。
声は少しハスキー気味で緊張していたのかもしれませんが、声量たっぷりの素晴らしい口上でした。
男役のおふたりは非常にどっしりと構えていたという印象で、安定感がありましたね。
大変な状況下で入団することとなった110期ですが、何となく合唱が得意な感じがしたので頑張っていただきたいです！
今回はあまり私の感情を挟まず、状況説明が多めの記事となりました。
お芝居については今回触れませんでしたが、シリアスとコメディがごちゃごちゃで、コメディが多かったので恐らく初日で評価せずに後半の日程で評価するべき演目かと思います。
ショーは一応他組贔屓の私がこんなに楽しめたのですから、月組ファンの皆様にはとってもお楽しみいただけるショーだと思います、きっと！
ここまで読んでいただき、ありがとうございました！
