AD/HDの子への支援の基本は「やけくそにさせない」
こと
こんにちは。宝塚ラボ子です。
今日はAD/HDの子どもへの支援の基本について
考えてみます。
AD/HDの子への支援の基本ですが
なにより「やけくそにさせない」
ことが大事です。
その理由は
彼らの障害の根っこは
コントロールの障害なので
物事にやけくそになりやすいのです。
何回も書きますが
だからこそ
「やけくそにさせない」
ことが大事です。
そして
2次的な問題の予防が
大きな目標になります。
そのためには
余分な刺激を減らして環境を整えること。
席の配置を工夫してあげるだけでも
ずいぶん変わってきます。
それと
望ましい行動は増やし、望ましくない行動は減らす。
望ましい行動は
おとなしくおりこうにしているので
なかなか目立ちません。
ところが
望ましくない行動は目立つので
望ましくない行動をしたときにばかり
先生やクラスメイトは注目する。
だからこそ
望ましい行動、目立たない行動の時に
十分ほめることが大事になってきます。
AD/HDの子は
とにかく自尊感情が下がりやすいのです。
だって何をやっても失敗が多くなるからなのです。
それで「もう駄目だ。」「俺はアカン。」となる。
だから
彼らをそんな悲しい気持ちにさせない
ことこそが全ての支援の基本で
「おれってなかなかイケてるやん。」と
思ってもらえるくらいが
支援の目安としては
丁度いいのではないかなと思っています。
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