遂にその日が来た昨日。

元(もう元がつくのですよね)花組トップコンビの柚香光ちゃん(れいちゃん)&星風まどかちゃん退団公演「アルカンシェル」東京宝塚劇場大千穐楽でした。

私はTVの前でライブ配信を視聴しました。

 

 

 

最後にふさわしく、お芝居も深まっていたし、歌が苦手だったれいちゃんの歌唱が本当に心に響き(特に「たゆたえども沈まず・・・」と歌う歌。プログラムを買ってないのでわかっていませんが主題歌なのかな)、私がこれまでれいちゃんの歌を聴いてきた中では一番いい歌唱だったように感じました。

 

 

本当に努力を積み重ねてきたのね。

 

 

まどかちゃんも艶々と美しく、ほってぃ(帆純まひろくん)も伸びやかで、花組子全員なんだかとても生き生きとしていていたように感じます。

 

 

さよならショーの前に読まれたれいちゃんからのお手紙。

ちゃんとみりりんのことにも触れてくれて、すっごく嬉しかったです。

明日海りおさんから背中を押してもらった重みをずっと感じてきたということ。

それは大羽根の重みにもつながったのだろうなと思いました。

 

 

さよならショーも素敵でしたね。

最後わちゃわちゃで終わるのは、みりりん(明日海りおちゃん)の時と同じ感じがしました。

仲がいい花組らしい終わり方。

 

まどかちゃんのお花が紫の宙組の色とピンクの花組の色とそして白のお花で構成されていて、ご挨拶でも宙組のことに触れ、宙組も花組もすべてに感謝していることが伝わってきました。

 

 

れいちゃんのご挨拶は本当に特別に素敵でしたね。

愛と感謝に満ちたご挨拶。

 

 

己が好きかわからなかった自分から、ファンの皆さまが自分を見つけてくれて大切にしてくれて愛してくれて、だから「己を信じ、愛して自信を持つこと」につながったという話は、心をうちました。

「自分なんて」って思っちゃいけないよね。

 

 

「自分の心を信じること」というのが若いころの自分の課題だった私に、久しぶりにその言葉を思い出させてくれたれいちゃんに感謝します。

 

ファンからのお手紙のこともちゃんと触れてくれてて、れいちゃんファンはファン冥利に尽きたでしょうね。

 

 

「幸甚の極み」という昭和の私でも知っていてもあまり使わないフレーズ(たまーにメールでのご挨拶とかで見る時がありますが)をつかったれいちゃん。

本好きのれいちゃんらしい言葉遣いだな、と思いましたし、言葉のチョイスもお花のチョイスもれいちゃんらしくセンスがいいな、と思いました。

 

最後の最後に花組ポーズをするときにひとこちゃん(永久輝せあちゃん)を呼び寄せて、無茶振りで説明をお願いしたくだりは、みりりんかられいちゃんへ花組ポーズを継承した時と同じ流れで、胸が熱くなりました。

 

 

 

 

 

麻子さん(瀬奈じゅんさん)の写真のポーズをおささん(春野寿美礼さん)が舞台でするようになって始まった(らしい)花組ポーズ。

 

 

ゆうくん(真飛聖ちゃん)、蘭寿とむさんから引き継がれ、みりりんが必ず初日と千秋楽に観客とともにするようになって定着したのかな、と私は感じていますが、みりりんが花組ポーズにこだわったのは生え抜きではなかったからなんじゃないかと私は思っていました。

 

 

そのみりりんから生え抜きのれいちゃんに千秋楽で受け継がれ、また雪組からきたひとこちゃんにれいちゃんから引き継がれていく。

宝塚は一つだし、花組、花男としての誇りもあるんですよね。

 

 

どうかひとこちゃんも花組ポーズを引き継いでいってほしいな、と私は願っています。

 

 

みりりんが去り、れいちゃんも去って、なんだか寂しくなりました。

こうして少しずつ私もライトファンに移行していくのかな、なんてね。

 

 

れいちゃんはじめ、退団者のみなさまの進む道が明るくてらされますように。

祈っております。

 

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