5月8日に大千穐楽を無事に迎え、計36回を完走した「王様と私」。
本当に記憶に残る素晴らしい舞台でした。
大千穐楽、その場に居たかったな。本当に立ち会いたかったです。
東宝さんがカテコをアップしてくれないかな、と期待しましたが、今回は全く映像の記録はないのですね。
マドモ、エリヘレの時と同様に悲しいです。
 
気を取り直して、本当のマイ楽だった5月5日ソワレのイープラス公演と映像に残らないなら、各場面の思い出を記しておこうと思います。

 

 

プラみちゃんはいたけれど、アスみちゃんの文字はなかったですね。

 

私のお気に入りのルイスがいるエレファントチームでした。

 

 

マイ楽なので、心して観ました。
19列目の一番下手。でも見切れもなくストレスフリーで全体がよく見えました。
 
やっぱりルイスの亜有夢くん(きらきらネームですね。素敵な名前)が可愛いなあ、とか皇太子役の立石くんは歌がめっちゃ上手いしお芝居も進化してるなあ、とか一番ちっちゃな子の最後のお手紙を言うところは販促の可愛さだなあとか、12回のうち4回観たエレファントチームのこれまでを思い出したりしていました。
 
 
オルトン船長の今拓哉さんは出番は少ないですが深いお芝居をされていてアンナとルイスを心配しながらも温かく見守ってくれていました。
 
 
ラムゼイ卿の中河内雅貴さんは東京公演肉アベルと何だかめっちゃ反応が面白くなっていましたがアンナを想う気持ちはいつもものすごく伝わってきました。
 
 
クララホム首相の小西遼生さんはどこまで行っちゃうのかと思うぐらいの王様とのやり取り(あの仕掛けの時、みりりんが必至で笑いをこらえてクールにすましている顔を見るのも楽しかった)や花火の場面での「でんか~」で舞台を横切る!?ところや、最後の王様の臨終場面で王様を本当に敬愛していたんだなと思う深みのある演技で、惜しむらくは歌声が聴けなかったことでした。
 
 
チャン王妃の木村花代さんは素晴らしい歌声と王様とアンナへの心細やかなリスペクトと国を想う広い心でいつも心を揺り動かされました(アンナと王様が衝突した時、必ずチャン王妃がアンナを説得していましたね)
チャン王妃が陰の立役者ですよね。素晴らしかったです。
お衣装も素敵に着こなされていましたよね。
 
ルンタの竹内將人さんはタプティムを慕う気持ちがあふれ出る張りのある素晴らしい歌声でいつも魅了してくれました。
 
タプティムのひらめちゃん(朝月希和ちゃん)は、凛としたとてもかしこい女性で、でも恋に命を懸ける少し切ない歌声が心に届きました。 

 

 

王様の北村一輝さんは、東京の最初の3日間ぐらい以降は裸足から靴を履き、足にテープをまき、一番下の子どもを抱っこしてアンナ先生に紹介する大好きだった振りも封印して満身創痍だったのだと思いますが、強情だけれど聡明で一国の王としての深い悩みと少しお茶目な人柄がとても魅力的な王様でした。

北村さんに王様を引き受けていただいたからこその、今回の「王様と私」だったと思います。

 

 

そしてわれらが明日海りおちゃん。

素晴らしいアンナでした。

当たり役と言っていいと思います。

素晴らしい役に巡り合って本当に良かったとファンとして心から思いました。

 

アンナを観た今では、もっといろいろな古典のミュージカルにも出てくれたらいいな、と思っています。

小林香さん翻訳・訳詞・演出のもとで、是非いろいろな名作をやってほしいなあ。

意外と名作と言われるミュージカルって役者を選ぶように思うのです。

でもみりりんならできる。

強情でパワフルででもしなやかでどこか品があるみりりんなら、いっぱいできそうです。

 

 

次の「9to5」ももちろん楽しみですが、その次もその次の次も待っています。

 

 

みりりんアンナについてランダムにたくさん語ろうと思っていたのですが、これから花組さん観劇に出かける前の用事を済ませないといけないので、いったんここで筆をおきますね。(いつ書けるだろうか。でも円盤になってないから書きとめておかなくては。マドモアゼル・モーツァルトもエリヘレも結局ちゃんと書けてない気がしていてめっちゃ後悔してるんです)

 

 

公演が終わった後の梅田芸術劇場。

次に来る機会まで、さよなら。

 

 

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