昨日1月30日(火)、THEATER MILANO-Za公演「HiGH&LOW THE 戦国」(ザ戦というそうです)ソワレを観劇してきました。

私全く気付いていなかったのですが、初日明けての2回目の公演だったのですね!

 

 

GoogleMapさまの言われるままに行くとちょっとよくわからない道に行ってしまったのですが、素直にJR新宿駅東口から出て一番左の道を道路沿いに行くのが正解かなと思いました。

 

ミラノ座のビルは歌舞伎町タワーという名前のようでエスカレーターを上ってシアターのある6階までいったのですが、中はなんとなく近未来的に感じました。私のようなおばさんにすると不思議な空間。

 

 

こちらが劇場入り口近くにあったポスター。

宝塚ファンもかなり多い気がしましたが、全体的に年齢層が若くてきゃぴきゃぴした(←死語?)感じがしました。

 

 

私の席は、ちょっと席ガチャにあたってしまったようで、後方の上手の一番端で、2階の座席と音響スピーカーのために舞台の右上が見切れていて、そこに文字が映るのですが全く見えなかったです。

苦言を言うと、みえなくても大きな影響はなかったですけれど(キャストたちは見えたから)、これだけ見えないならやっぱり千円ぐらいは安くしてほしいなあ、と「ジェーン・エア」の時に感じたちょっとした怒りを最初に感じました。

ですが2時間30分ノンストップの舞台を観ていたらその怒りは収まっていました。

 

 

そう、2時間30分ぶっ通しで幕間なしだったということを直前に知り、私大丈夫かしらと思ったのですが、一気に話が進んでいくので理解するのに必死で集中していたからか休憩なしでも大丈夫でした。

(ただし、腰と足がちょっと痛くなったけれど、それは年齢ですよね)

 

 

結構しっかりとしたストーリーで、ちゃんとセリフを聴いていないと置いてきぼりにされちゃうのですが、時々セリフが聞き取りにくくて一番大事なところが一部聞き取れなくて、これまたちょっとストレスでした(きっとそれも私の耳がポンコツなんだと思います)。

(ちなみに聞き取れなかったのは、龍に「お前の一番大事なものはなんだ」と聞かれたときに答える答えなんです。最後に答えるマイティ(水美舞斗くん)の答えはしっかり聞こえたんだけれど、そのまえの涼太さんとRIKUさんの答えがちょっとうまく聞き取れなくて残念でした。それってすごく大事な部分だったのに。。。)

 

 

このHPでキャストがどの国かということとストーリーを少し読んでおくと少しは理解の助けになるかな??(読んでなかったんかいと自分で突っ込んどきます)

 

 

と文句から始まりましたが、めっちゃ面白かったですよ。

終わった後、面白いものを観たなあと充実感がありました。

 

では、感じたことを羅列してみますね。

ネタバレもするかもしれませんので、ご注意ください。

 

 

とりあえず、せおっち(瀬央ゆりあくん)が一番カッコいいと思いました。

リアル男子に引けを取らない仕草とシャープさとかっこよさ。

最初から片寄涼太さんとでてくるのですが、とにかくビジュアルが最強だし、セリフ回しがめっちゃうまいし、お芝居が良い。

そう、お芝居がすごく良かったです。

とっても自然だし、佇まいも素敵。

男子にしか見えない。

絶対せおっちのファンが増えたと思います。

 

 

 
マイティは、ザ・タカラヅカ男役、という感じで、ガタイのいい男性の中にはいると男装の麗人っぽくみえましたが、それが役と良くマッチしていました。
手先まできれいなので男子の中に入るとダンスがバレエっぽく見えて、なんだろうな、黒っぽい鳥がたくさんいる湖に一羽だけ白鳥がいるような感じ(どんな感じやねん)。
でもそれが、役の湧水っぽくてマッチしていました。
殺陣は男子に負けず劣らずすごい運動量で、くるっと回ってバシッと斬るたびにお衣装がふわっと回って、すっごく美しかったです。
いっぱい斬ってたね。
 
そしてお芝居ですよ。
男同士の愛ということで、なんと弦流役の藤原樹さんの首?耳元?にキス(えええ~、とのけぞったけどあれはキスじゃなかったのかな。見間違い??もちろんエアですよ)したり、後ろからハグしたり、ドキドキドキドキしながら見ましたが、ものすごく気持ちがこもってて見せ場では思わず涙ぐみました。
この主従は二人ともお芝居がしっかりしてるのですごく引き込まれました。
 
 
そういえばせおっちも涼太さんの腕の中で息を引き取っていましたね。。。。
これもドキドキドキドキしていました。
 
 
マイティもせおっちも歌もたくさんあったし見せ場もあるしダンスもあるし大活躍。
そしてせおっちはザ戦の5つの国の紹介に合わせて宝塚の5組+専科の宣伝もしてましたね。
結構笑い声が上がっていたので、宝塚ファンが半分以上いたのでは、と勝手に感じていました。
 
 
とにかく、マイティとせおっちの二人が確実に舞台の質を上げていました。
めっちゃ誇らしかったです。
 
 
もちろんLDHの皆様のものすごい身体能力を生かしたダンス(戦いはダンスバトルでしたね。ダンスバトルが凄いスピード感と迫力と筋肉で見事でした。最後は全員殺陣になり、それもやっぱりスピード感が素晴らしかったです)と歌の素晴らしさも感じました。
 
歌はRIKUさんが声量もあり声も良くて上手かったと感じました。
 
 
客席降り(というか客席から出てくる、下りていく)もいっぱいあって楽しかったです。
というかもう1回見る予定なのですが、できれば遠くてもいいのでセンターか、客席降りが体感できる通路がいいなあ。
でもまたガチャかもですね。。。。。

 

 

1回では把握しきれない部分もあったので、2回目もしっかり見てこようと思います。

きっとお芝居もこなれて間も良くなり、もっともっと面白い舞台になっていそうな気がするから。

 

 

このコラボは大成功だったのではないでしょうか。

マイティとせおっちが専科という立場をうまく生かして宝塚歌劇団の可能性を大きく切り開いてくれていると感じます。

二人ともきっとますます人気が出ますよね。

 

 

千秋楽まで無事に完走することを祈っております。

 

 

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