4月9日(日)、月組東京宝塚劇場公演「応天の門/Deep Sea -海神たちのカルナバル-」のソワレを観劇しました。

私にとって3回目の観劇は、宝塚友の会公演でした。

 

 

この日のエトワールは、きよら羽龍ちゃんでしたね。

 

これは幕間に撮った写真ですが、今回は黒い山が目の前に現れることはなく、ちゃんと真ん中もみえましたニコニコ

姪っ子ちゃんも一緒だったので、黒い山が現れず良かった~!

 

 

では、3回目の感想です。

まずはお芝居「応天の門」。

3回目は2回目よりもぐっと理解が進み、観るごとに印象が良くなる気がします。

作品として派手さはないけれど、一つ一つのエピソードはしっかりとつくられている感じかなあ。

 

 

お芝居の中で何気に好きな場面は、道真のれいこちゃん(月城かなとくん)が鬼の正体を暴く作戦に戻ってきた業平のちなちゃん(鳳月杏ちゃん)が頭を下げた時、「わかりました。私が拗ねてるみたいじゃないですか」(台詞はニュアンスです)といって受け入れる場面。

 

 

れいこちゃんもちなちゃんもお芝居上手いですね。

 

ここでね、道真は少し成長したかなあ、と思ったりしました。

 

ゆのちゃん(風間柚乃ちゃん)の藤原基経は、観るごとに腹黒さを増しているようで、特に高子(天紫珠李ちゃん)の裾を踏んで顎を扇子でくいっと上げる場面は、本当に怖いです。

基経は「のちの藤原の世」と言っているけれど、そして歴史的にはそうなるけれど、基経が闇落ち!?してまで「藤原の世」(しかも自分の直系)に権力にこだわったのか。

それが貴族としての本能なの?

 

 

道真と基経は凡人にはない賢さを兼ね備えているという点で似ていて、それが善と悪の相似形になってるのかしらね。

 

 

そういえば道真の方が年下なんですよね。

基経も青二才と言われていてそれは見た目でもその通りだと思ったのですが、やっぱり道真が年下には感じにくかったかな。

 

 

実は前回も今回も、隣の方や前の方がちょっと頭が揺れていたりして、話の起伏があまりないので仕方ないかなあ、と思ったりしていました。

もう少し緩急をつけられたらより心に残る作品になったのに残念です。

 

 

ショー「Deep Sea」は毎回「ダーイブうお座」して楽しんでいます。

 

 

若手爆踊り場面は目が足りなくてすごく好きなのですが、この日はしゅりくん(天つ風朱李くん)をみつけました。

もちろん最近気になるるおりあちゃん(瑠皇りあちゃん)は、もうどの場面でもわかるようになっているのですが、しゅりくんもお芝居の検非違使も顔で判別できたし、やっぱり目を惹く存在ですね。

 

 

ちょっと話がそれますが、もう一人気になっているかけるくん(一輝翔琉くん)は、お芝居では民衆以外で見つけられなくてどうしてだろうと思っていたのですが、鬼さんだったのですね。

そしてショーでも私はロケット以外ではみつけられませんでした。

プログラムなしで見つけようとしているので無理があるのかしら。

新人公演は2番手さんの役なのですっごく観たかったのですが、星組「赤と黒」に行くので観れないんです。それが残念。

 

 

話を戻し、この日の「秘密の花園」ではちなちゃんが鬘をかぶってなくて地毛(多分)だったので、ちょっと女装感が漂っていました(いつもはちゃんと女性に見える)。

れいこちゃんも地毛だったのかな。

私は、ちなちゃんはサイドの髪が長い髪型のほうが好きです。

長いおみ足の美しさは通常運転でした。

姪っ子ちゃんとみていると(彼女は高校2年生)見てはいけないものを見せてるような変な気持ちになりました。

ドキドキそわそわしました。

 

 

 

「Deep Sea」の主題歌は「ディープ シ~」という部分がとっても覚えやすくて耳に残っていますが、ここ「秘密の花園」でゆのちゃんが歌う歌もドラマティックなメロディーラインで「結ばれるために生まれてきた」みたいな歌詞も素敵ですよね(でも歌詞をちゃんとは覚えてない💦)

 

 

で、今まで書ききれていなかった場面としてうみちゃん(海乃美月ちゃん)が松明?みたいなものを持って登場し美しい声を披露する場面から続く、民族的な総踊りの場面(Mantle Energyというのだそうですね)が月組にしては力強く何気に好きです。

で、毎回退団者の多さを実感して寂しくなります。

 

 

デュエダンの男女の駆け引きを見ているような振りも好きだし、今回のショーは私は本当に好きです。

 

 

4回目を観劇できるかどうかまだわからないのですが、また観れるといいなと思っています。

 

 

 

 

 

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