3月25日(土)、東京宝塚劇場月組公演初日を観劇後、帝国劇場に向かいました。
もちろん、帝劇公演「SPY×FAMILY」のソワレ観劇のためです。

 

日が長くなってきていて18時前でもまだ少し明るい空と灯のともった看板と大きなポスター↓

 

これが観劇時のキャスト。

実は、役代りがどんな組合せか全く知らずにチケットが当選したので観に行った、という感じでした。

 

 

 

===<キャスト:敬称略>===

ロイド・フォージャー(黄昏(たそがれ)):鈴木拡樹
ヨル・フォージャー(いばら姫):佐々木美玲(日向坂46)
アーニャ・フォージャー(養女):福地美晴
ユーリ・ブライア(ヨルの弟):瀧澤翼(円神)
フィオナ・フロスト(夜帷(とばり)):山口乃々華
フランキー・フランクリン(情報屋):木内健人
ヘンリー・ヘンダーソン(教諭):鈴木壮麻
シルヴィア・シャーウッド(上官):朝夏まなと(まぁ様)
============

 
私、「SPY×FAMILY」はアマプラでアニメを見ていて面白かったので舞台化の話があった時にとりあえずチケット抽選に応募したら当たった、というきっかけでの観劇でした。
(明日海りおちゃんがヨルさんをする、と思い込んでいた時期もあったけれど、抽選に申し込んだときはキャストは発表されてました)
 
 
座席は2階のS席最後列のセンターブロック。
東京宝塚劇場でたとえると6列目のセンター(7列目じゃありませんでした。今日東京宝塚劇場の2階に来て気づきました💦)という感じでしかも通路がなくてすぐ後ろがA席なので、これだったらA席の最前列がいいよね、と思ってしまう自分の浅ましさショボーン
でもセンターでしたので舞台の奥までちゃんと見えました。
 
 
が、男性客がとても多くて私の前も男性の二人連れで、こんな時やっぱりちょっと損したな、と思ってしまう私。

男性は座高が高い人が多いので、どうしても目の前に黒い山ができて見えないところが多くなってしまうんですよね。

背中は座席につけてくれていましたが、背伸び気味に観ていた(ように感じた)ので、全く見えない部分もあったりして少しため息が出ましたちょっと不満

これはもう仕方ない、とわかっているのですが、男性の方の中にも少し体をずらして座高を低くしてみてくださる方もおられるので、ちょっとだけそういう配慮を頂けると嬉しいな、などと思います。まあ、座席は狭いですからね、難しいですよね。

少し離れたところにいる男性客は、恐らく原作ファンのようにお見受けしましたが、身を乗り出して観ていて音楽に合わせて体を前後にゆすっていたし、きっと後ろの方は見えなかっただろうなと気の毒になりました。

観劇マナーを事前にきちんと知らせる手段はないものでしょうか。

後ろの席ではいい場面で携帯から音楽が流れその人が会場から出るまでずっと鳴っていたしあんぐり

蛍嬢が頑張ってくれていますが、説明聞いてない人もいっぱいいますものね。

 

 

愚痴はここまでで、感想です。

まぁ様以外の方は全くはじめましての方々なので、雑感の羅列です。

 

 

作品全体としては、真ん中あたりの歌が弱いことを除けば世界観はよく表現されてたように感じました。
舞台装置がうまく考えられていて、回りながら部屋になったり路地になったり学校になったり、帝劇のすべての盆やセリが全部使われているのですよね、きっと。
 
何故この作品が帝劇で、と思ったのですが、多分きっと帝劇の舞台装置でなければこの世界観は表現できなかったんじゃないかな。
 
そして映像と時々現れるとト書きのような文字が、「SPY×FAMILY」の世界観にぴったりで良く練られた脚本と演出だなあ、と思いました。
 
ロイド役の鈴木拡樹さんは本当に大変な役で、セリフも多いしアクションもあるしほぼ出ずっぱりだしとぼけたこともしないといけないし、しかも完璧でかっこよくないといけないし、そういう完ぺきで愛すべきスパイをうまく表現していました。
歌でもっと表現できるようになったらもっともっと凄いだろうな。
 
 
ヨル役の佐々木美玲さんはもうビジュアルは完璧でアクションでもきれいな側転を見せてくれたしぴったりでしたが、やっぱり歌になるとちょっと弱いかなあ。
声や雰囲気はぴったりでしたね。
 
 
子役のアーニャはもう可愛いし「ワクワク」は止まらないし、セリフの間もいいし、歌も完ぺきに歌っているし「アーニャ優勝~飛び出すハート」でした。
てこてこてこ、と走る姿に癒されましたね。
 
 
ユーリ・ブライア役の瀧澤翼さんは、気持ち悪いぐらいのヨルへの執着心の表現が秀悦でした。
少し思ったのは、舞台に立つのでもっと目のお化粧をはっきり描いたほうがいいんじゃないかな。
そうすると、もっとユーリに近づくと思います。(個人の感想ね)
 

フィオナ・フロスト役の山口乃々華さんも、気持ち悪いぐらいのたそがれへの恋心の表現が上手くて、歌も素敵でした。
時間の関係で唐突感があったのでちょっと残念。
もっとちゃんと描いてもらえたらな、などと思いました。
 
 
卒業後のまぁ様を観るのは私初めてで、とても素敵でしたし、まぁ様が出ている場面は安心感がありました。
大活躍で出番も多く、2幕に大ナンバーがありましたよ。
すらりとした長いおみ足もみせていただき眼福でした。
 
 
そうそう、お名前はわかりませんがおばあちゃん役の方の2フレーズぐらいの歌がとても良かったです。
 
 
佐々木美玲さんの帝劇での出演が最後ということでご挨拶があり、サプライズで鈴木さん、瀧澤さん、そしてなんと最後にまぁ様から赤い薔薇の花1輪ずつが贈られたのですが、まぁ様が一番かっこよかったですキューン
さすが、元トップスターびっくりマーク
渡し方もその後の抱き寄せ方!!も完ぺき~飛び出すハート

 

 

ということで、最初に愚痴りましたが、結果的にはめっちゃ楽しんできたのでした。

こんなにチケット代が高くなければもう1回別のキャストの組み合わせも観たかったな、と思ったのでした。

 

 

★おまけ:舞台の模型?が飾られていました。

 すごーいびっくりマーク

そして帝劇のステンドグラスはいつ見ても美しいですね。

 

 

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