仕事が終わり家に戻ってテレビをつけたら、宮崎駿監督の「千と千尋の神隠し」を放送していました。
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私、宮崎駿監督の映画は大好きで、心がきゅんとなる懐かしさと、広い空と風を感じるところが大好きなんです。
宮崎駿監督の作品の中で、私にとって一二を争うヒーローは、この物語に出てくるハク。(ちなみにヒロインは、「天空の城ラピュタ」のシータです。だれも聞いてないよね)
川の化身、白龍の姿を持つ川の神様。
いえ、川そのものなのかな。
美男子でクールで、でもとても男気があって、けれどまだ少年と青年の間で、幼い頃に助けた千尋のことをやっぱりまた守り抜きます。
久しぶりに見て、やっぱり私はハクが好きだなぁって思いました。
そして、この作品は自然を壊し続ける人間への警鐘なのだと感じました。
この作品の主題歌「いつも何度でも」は、上映当時から、懐かしいメロディラインと独特の澄んだ歌声とそして歌詞が強く心に残っています。
この曲の中で、私の心を捉えて離さない歌詞。
「いつも何度でも」
作詞:覚和歌子
作曲・歌:木村弓
(一部引用します)
さよならのときの静かな胸
ゼロになるからだが耳をすませる
始まりの朝の静かな窓
ゼロになるからだ充たされてゆけ
この「ゼロになるからだ」という言い方がとても好きで、というか透明感があってまるでしんとした静けさをたたえた朝の空気の中で、寝たまま体が浮くようなそんな感覚を思い起こさせて、その感覚が私の心を捉えたのです。
さよならのときに「ゼロになるからだ」
はじまりのときに「ゼロになるからだ」
心を持つ人間だから、きっとそういうことを感じるのでしょうね。
何だかとっても寂しくなって、心の中にある空を感じて、でもその寂しさをちゃんと抱えて生きなくちゃ、と思いました。(大袈裟(^◇^;))
日付けが変わりましたね。
今日は土曜日。
ブルーレイを整理して、いろいろみりりん(花組トップスター 明日海りおちゃん、みりおちゃん)に関する番組が録れるようにディスクを空けて予約して、来週から始まる遠征の準備もして、しばらく行けていないホットヨガにも行かなくちゃ。
何もなくてもやっぱり忙しい週末が始まります。
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