花組2番手時代を遡っていますが、花組への組替え後の最初の舞台は、東急シアターオーブ公演「戦国BASARA」でしたね。
東急シアターオーブは、渋谷のヒカリエの中の劇場。
2012年にこけら落としをして、宝塚歌劇として初めてシアターオーブで上演した作品が「戦国BASARA」でした。
「戦国BASARA」はカプコンのゲームが原作。
主演でトップスターの蘭寿とむさんは、同じくカプコンの「逆転裁判」の主演もしていて、ゲームとのコラボ作品が続いていました。
みりりんが花組に組替えして初の舞台が、ゲームの3次元化ということで、作品自体はとても話題性がありましたが、ファンとしては少し心配でした。
花組さんにうまく馴染めるのだろうか。
どちらかというと爽やかでキラキラの初心者受けする月組さんとは全く違う、男臭くて熱い玄人受けする花組さん。
みりりんの持ち味とは全く違う組カラー。
馴染めるのかしら、と勝手に心配していました。
その頃はまだ一人で応援していて、みりりんの名前をネットをググると心無いありもしないバッシングのような意見を目にすることもよくあったので、本当に心配で、その頃は大阪に勤務していたのですが、自力で4回ほど観劇しました。
幕を開けると、キャラクターたちが次々と登場し、一気に私たち観客をこの世界に誘ってくれましたね。
キャラクターが舞台に並んだ瞬間、客席の熱量は一気に上がり、鳥肌が立つほどでした。
結果、みりりんは見事にその役目を果たしたと思います。
みりりんが演じた上杉謙信は、ビジュアルだけでなく中身もゲームをとても研究していて、仕草やポーズの角度、セリフ、喋り方がゲームのファンでさえも驚くほど再現率が高くてしかも美しかったのでした。
舞台もとても美しかったですね。
舞台の上で雨が降るのを見たのも初めてでした。
雨がしとしとと降るその音も幻想的で、映像と相まって美しい舞台でした。
お話としては、真田幸村(とむさん)の成長物語で、オリジナルキャラクターであるいのり(蘭乃はなちゃん、らんちゃん)との淡い恋を交えながら、いのりの正体が明かされる2幕のクライマックスに向かいながら川中島の戦いが繰り広げられます。
映像を駆使し、鎧や剣が光り、最新の技術を駆使しながらの舞台は圧巻でしたね。
詳しい感想は次にしますが、この頃のお稽古場のみりりんは、こんなに可愛い。
この瞳に見つめられたいです❣️
さて、明日は父の初盆なので、今日は母と色々準備しながらこの記事をちまちま書いていました。
みりりんの詳しい感想は次に続きます。
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