昨日、雪組東京宝塚劇場公演「ファントム」ソワレ(Bパターン、あーさ、朝美絢ちゃんがシャンドン伯爵)を娘と観劇しました。
2階席の少し上手側1列目で、全体もよく見え、舞台からも近い気がしました。



ファントム全体の感想は、週末にじっくり書こうと思っています。
心が揺さぶられる素晴らしい舞台でした。



先々週に1回目を観た時もそうだったのですが、今回の舞台の中で私が一番涙するのは、クリスティーヌ(真彩希帆ちゃん、きぃちゃん)が、エリック(雪組トップスター 望海風斗くん、だいもん、あやちゃん)にマスクをとって顔を見せて、と歌で語りかける場面。




「My True Love」私の真の愛という曲です。



白のドレスを着た美しい天使の声のクリスティーヌが、エリックに両手を差し伸べながら歌う姿は、途中から聖母のように見え、クリスティーヌの身体が金色に包まれていくような錯覚さえ覚えます。




知らないうちに私の頬には涙が流れ、まるで魂が浄化されるかのような響き。




慈愛に満ちたその歌声は、魂に届き全てを打ち明けたくなる。



エリックがマスクを取ってしまうのは、当然のこと。
頭で考えるのではなく観客である私の感情を揺り動かすことで、そんな説得力を持った歌声でした。
そしてその後に続くエリックの深い悲しみが本当に際立って、胸がしめつけられました。




私、初演の宙組さんは観ていないのですが(宝塚にハマる前だったので)、再演、再再演の花組さんは2回ずつ観ています。



その時は、エリックとキャリエールの父と子の話だと感じていました。
けれど今回は、エリックとクリスティーヌという、音楽の天使が出会った奇跡のお話だと感じています。




本当に素晴らしい。
あの歌声をもう一度聞きたいですが、今のところチケットがありません。
千秋楽ライビュ、当たるといいな。





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