宝塚、礼真琴さん、舞空瞳さんのことを中心に書いているTAKARA座ですが、そもそもは宝塚だけじゃなくて、さまざまな舞台を観るのが好きで、これまでにも博多座で宝塚以外のさまざまなジャンルの舞台を観てきました。

 

  1. 「千と千尋の神隠し」キャスト別感想
    1. 千尋:上白石萌音
    2. ハク:増子敦貴
    3. カオナシ:小㞍健太
    4. 釜爺:宮崎吐夢
    5. 全キャスト、超絶ハイクオリティ!!
  2. 元タカラジェンヌの凄さ!!
    1. リン/千尋の母 実咲凜音
    2. 湯婆婆/銭婆:春風ひとみ
  3. 礼真琴さんも、「千と千尋の神隠し」を観劇したのかも


先日まで博多座では、あの話題作「千と千尋の神隠し」を上演していたんです。帝劇でも話題でしたね!

幸運にも、なかなかチケットが取れない!という上白石萌音さんバージョンを観ることができました!!

かなりの人気作、話題作!!チケットが全然取れないとか、ロンドンでも日本語で上演するとか…

 

観る前から期待大でしたが、もう、そういう前評判を上回るくらい物凄くよくて、ずっと泣いてた(/_;)

今回のメインキャストのなかで、元宝塚トップ娘役である実咲凛音さん、そして娘役スターとして活躍されミュージカル界でひっぱりだこの春風ひとみさんも出演されていて、それもすごく嬉しかったです。

この作品は、何と形容してよいのか分からないほど感動したし、20数年舞台を観てきましたがこんな舞台初めてみた!!という驚きに満ちた時間でした。
 

Xでちらりと見かけましたが、この作品をきっと大好きな礼真琴さんも、帝劇で観劇されたのでしょうね。(仲良しの妃海風ちゃんも出演されていましたもんね)

考えてみれば、今回のリン役、みりおんも95期!!
そして風ちゃんも!!
この作品には出演されていませんが、愛希れいかさんも!!

舞台の主演クラスで大活躍する方々ばかりです。

もう、どれだけすごいの?95期!!

もうね、実咲凛音さんの千尋の母うますぎ!!あのすっとした話し方や、「骨まで柔らかいよ」っていうあの台詞、豚さんになってしまうまでの動き、もう何もかも巧い!!

さらに驚くのは、それを上回るほど、「リン」も素晴らしかったこと!!

もう、みりおんはリンだね!リンそのもの。

ハリのある声、男勝りなジェンダーレスな少年が住んでいるような話し方、ちょっと面白い動きや反応。

どれをとっても、アニキ!!なカッコ良さに溢れていました。

みりおんって、宝塚娘役時代はすごく大人の女性役が多かったと記憶しています。気品のある位の高いお役も多かったですよね。

でも、本当はこういうお役がすごくやりたかったんじゃないかなぁ。

めちゃくちゃ生き生きしていて、みりおん、こういうお役もっともっと観たい!!と思いました。

「せーーーーーん!!お前のことどんくさいって言ったこと、取り消すからなーーーー!!!!!」

たらいの船に乗って、決意を持って沼の底へ向かう千尋たちを見送るあのシーン。

あまりにもみりおんが私の思い描いていたリンで、あのシーンそのもので、涙腺崩壊しました(/_;)


宝塚歌劇が大好きで、さまざまな舞台作品のなかでも宝塚が特に好きという気持ちは、やっぱり今もあります。

一方で、宝塚ばかりを見ていたから少し忘れかけていた、歌でストーリーを紡がない舞台の「お芝居力」の凄味も改めて感じました。

タカラジェンヌは退団後、さまざまなキャリアに枝分かれしていきますが、ほんの一握りのスターだけがこうして舞台の世界で第一線として残っていきます。

大好きな舞空瞳さんの卒業が決まった今、いやが上にもこうしたセカンドキャリアにも思いをはせました。

そして、いつかは礼真琴さんも外の世界に羽ばたいていくんだなぁ…と、しんみりしたりして…。

直近では、柚香光さん、星風まどかさん、月城かなとさん、海乃美月さんも。フェアリーとして過ごしてきたタカラジェンヌが世に放たれます。

それがとても寂しくもあり、でも応援したいという気持ちでいっぱい…。

タカラジェンヌとして過ごす時間はやはり、限られたもの。
大切に見つめていきたい、改めてそんな気持ちになりました。

 

 

 

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