芝居の月組を体現しながら、自身の魅力も開花させ続けた月城かなとさん。

雪組新人公演時代から、「なんて美しい人なんだろう」と思っていましたが、「銀二貫」を映像で観て、その芝居心に魅了されたことを今でも思い出します。

トップスターに上りつめてからも、その謙虚さや冷静さは全く失われず、月組トップスターという立場になられてからさらにれいこさんならではの魅力に気が付くことができました。

組子のことをいつも気にかけ、多くの事を伝える姿。

95期同期のなかでも、とっても落ち着いていて頼もしく、でも温かさや謙虚さを感じる姿。

映像を通して、また書籍などを通してですが、そういうれいこさんの姿を垣間見せてくれて、私もれいこさんが好きになりました。

海乃美月さんは、「A-EN」のヒロインでありちゃんと組んだり、「PACK」の新人公演で愛希れいかさんのお役ハーミアを演じたりと、早くから抜擢が続き将来を期待されていた娘役さんでした。

ヒロインを総なめに!というほどヒロイン経験が豊富で、満を持して月城かなとさんの相手役、トップ娘役に。

落ち着いた迫力のある大人っぽい雰囲気と、素顔でお話ししている時のほわっとした雰囲気、控えさのギャップが印象的な娘役さんでもあります。

きちんと「クラシカルな品のあるお役」が似合う、貴重な娘役さん。そして、れいこさんのそばでいつも美しい声を響かせ、軽やかに踊る姿も印象的です。

大海に抱かれて、安心して夜空を照らし続ける月。
美しく穏やかな月の光に照らされて、暗い夜にも輝きを放つ海。

私には、月城かなとさんと海乃美月さんはそんな「お2人だからこそ、より輝くコンビ」のように思えてなりません。

月と海の物語。
まもなく、月組大劇場公演千秋楽の幕が上がります。

私は今日、残念ながらライブ配信を観ることができないのですが、サヨナラショー含め、退団者の方々、月組生が輝く素晴らしい公演になることを願っています!!

 

 

 

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