星組の暁千星さんと宙組の瑠風輝さん、98期生の同期。2018年のことになりますが、スカイステージのオリジナル番組「ゆるりふんわりふたり。#4「暁千星&瑠風輝」という同期のまったり対談番組でおふたりが登場されました。
久しぶりに2024年1月4日に再放送されて、じっくりと観たのは初めてかも…。その対談のようすがとても印象深かったので、こちらに「ありちゃんアングル」から書かせてもらいました(次回は、もえこちゃんアングル予定です)
寮の部屋が同室だったという、ありちゃんともえこちゃん。
なかなか起きられないありちゃんを、ピシピシもえこちゃんはスパルタで起こしてたそう( *´艸`)(スパルタでも何でも、起こしてあげるもえこちゃん優しい!)
ちなみに天華えまさん、ぴーちゃんとありちゃんが同室だったときは「ありちゃーん、おきてー」ってぴーは優しかったのにって言ってた( *´艸`)
おふたりは、音楽学校時代からケンカばかりしてたそうで、それ本当?なんか全然持ち味違うから、ケンカとかしそうにないのになぁ…!と意外でした。でもそういう本音で言い合える仲ってことですよね。
そういう時期を経て、いつしか互いに親心を持つように。互いの活躍を観ては、奮い立たせられて自分も負けないように頑張ろうと思い合う関係になったのだそうです。
なんか、ラフな雰囲気で向き合うおふたりを観ていると、本当に本音でそうなんだろうなぁと感じた。
遠慮なく付き合える間柄だからこそ、互いのいいところも気になるところも忖度なく言い合えるだろうし、できないことも知ってるからこそ成長もわかるし、互いの活躍が自分のことのように嬉しく思う。
そういうトークが、今だからこそしみじみ沁みた…。
博多座のミーマイを観劇した時も思ったけれど、ありちゃんの輝きはやはり一朝一夕に身に付いたものではないと思います。
下級生時代から何度も主演を経験し、真ん中に立つことを訓練されてきた人。それが大変に思えた時代もあったかもしれないけれど、中堅になって真ん中以外のさまざまなお役に出会って、持ち味のダンス、進化著しい歌以外に、「奥行きのあるお芝居」という武器も手に入れました。
私の中でそんなありちゃんの姿は、いつかの礼真琴さんと重なる時もあります。
2015年の『A-EN(エイエン) ARI VERSION』の主演という大抜擢を思えば、あれから約10年…、時間をかけて今2番手に辿り着いたありちゃんは、着実に歩みを進めてきたのだなぁと思う。
もえこちゃんとの対談を観て、おおらかに真っすぐ正直に、でも真面目に舞台に取り組んでいる姿が眩しくて、もえこちゃんとの同期の友情もとても気持ちのよいものでした。
今でも、ありちゃんはもえこちゃんとこまめに連絡を取り合っているのでしょうか。そうであってくれたらいいな…。
この時みたいに、遠慮なく言い合えるおふたりだからこそ話せる本音もあるかもしれません。励まし合えることもあるかもしれません。
お互いの思うことを話して、時には泣いたり笑い合ったりして、元気に過ごしてもらいたいなぁ。そう心から思った「ゆるりふんわりふたり。#4「暁千星&瑠風輝」でした。