ついに2017年ドラマシティ、日本青年館で上演された星組『阿弖流為』を観ました。
いつかは観たくてスカイステージで録画はしていたのだけれど、何だか凄く構えてしまってなかなか再生することができなかったんですよね。
だって、礼真琴さん(こっちゃん)にとって、特別な宝物の作品だと知っていたから…。
もう、涙が止まりませんでした…(;_;)
こっちゃんが、舞台の真ん中で燦然と輝いていて「阿弖流為」として息づいていて眩しいほどだった。
そして「阿弖流為」の生き様と、こっちゃんがいやと言うほどに重なったんです。
誇りを失わず、常に矢面に立ち皆の先頭に立って戦う。
小賢しい策略を巡らすのではなく、正々堂々と真っ直ぐに前へ前へと突き進む。
そして人が自然に慕いたくなるカリスマ性、人への深い思いやりが溢れている。
自分のことよりも、後の世のことを想って我が身を厭わない…。
この作品で描かれていたそんな阿弖流為の姿と、今の「礼真琴さん」が重なり何だかもう涙が溢れてしょうがなかった。
今、初めてこの作品を新鮮な気持ちで観ることができたこと、このタイミングでこの作品に触れられたことに心から感謝します。
こっちゃんがまだ、宝塚に居てくれる間にこの作品を観ることができてよかった…。