【23年12月3日探索・24年3月22日公開】

 

現在地はこの辺

9本目の支柱を探すため、頭上のワイヤーを見ながら先に進む。進むのはいいんだが、本日の天気予報でもまったく触れられていなかった、強風がすさまじくなってきた。現在地の標高は約550m、この先の目的地は700mを超える標高になるので、この先が不安になってきた。

 

 

 

ともあれ9本目の支柱が見えてきた。

 

 

 

9本目もまた低い高さのものだった。

 

 

 

10本目に向かって進む。何とか下部軌道の上側駅まで行きたいが、そんな中でもさらに風が強くなってきた。

 

 

 

ワイヤーを目印に進んでいく。

 

 

 

で、10本目が見えてきた。時刻は13時、この先に進むだけの時間の余裕はあるが、予想をはるかに超える強風がすぐに収まる気配はなく、体力を奪われて動けなくなったりする可能性もあると思い、この10本目を見て撤収しようとこの時点で決めていた。

 

 

 

現在地はこの辺

この支柱もまた低いな。スキー場のリフトくらいか。

 

 

 

ちょっとだけ恨めしそうに、この先を見た。再訪することは確定した。この画像ではわからないが、強風が容赦なく吹きつけていた。しかし、平地まで戻ったら平穏で温暖な日中になっていた。標高600mくらいでも山を甘く見ると大変な事になりかねないと改めて感じた。

 

(おわり)