【23年8月12日探索・12月1日公開】

 

現在地はこの辺

山梨県甲州市塩山上於曽 県道38号塩山勝沼線だ。直進すると中央本線をカルバートでくぐる事になる。で、この左側が何とも不自然なんだが・・・

 

 

 

 

前の画像で一段高くなっているところを50mくらい進んで振り返った。やっぱり不自然に見えていたのは元・道路だったんだ。

 

 

 

そんな場所で180度振り返るとこんな光景になる。中央本線をくぐっていたはずの個所がこれまたおかしな事になっているようだ。

 

 

 

元はこの場所をくぐっていたのだろうが、完全にふさがれていた。しかし、左側に何か穴がある。

 

 

 

水路カルバートのようだが、黒レンガで出来ている、おそらくは明治36年(1903)開業時からある土木遺産級の構造物だ。

 

 

 

中には入れないのでいったん迂回して線路の反対側に向かう。

 

 

 

カルバートをくぐり反対側に出た。

 

 

 

で、これが先ほどのふさがれたカルバートの反対側だ。この右の方に・・・

 

 

 

こちら側も入れないようにはなっているが、先ほどの反対側があった。複線化の際に拡張したようだ(1963年の年号が見えるが複線化はその2年後、昭和40年だ)。

 

 

 

覗き込んだのがこの画像だ。まあ予想通りだったが、見えたことでとりあえずは満足した。

 

(完)