【23年2月5日探索・5月16日公開】

 

現在地はこの辺

栃木県さくら市狹間田(はさまだ) 国道293号線から1本ずれた未舗装の農道だ。この先の方にキニナル構造物があった。

 

 

 

何か橋のようだが・・・

 

 

 

というワケで近づいてみた。どうやら水路橋と、ポンプ室のようだ。つか、このポンプ室、下が石で上が木造だ。新しいものではない事はすぐにわかった。

 

 

 

水路橋はコンクリート製のようだが、かなり年季が入っている。

 

 

 

ポンプ室の隙間からカメラのレンズだけ入れて内部を撮影した。ポンプ室なのは間違いない。水源は100m位離れた場所を流れる市の掘用水だろうと思う。市の掘用水は塩谷町の鬼怒川から真岡市までの水路で江戸時代(明暦2年・1656年)に完成した歴史ある水路だ。

 

 

 

で、ポンプアップされた水はこの水路を通り・・・

 

 

 

それにしても昭和30年代よりも古そうに見える。あるいは戦前のものか?

 

 

 

水路は50m位先で3方向に分かれる。

 

 

 

冬場は使用されていないのでこんなだが、この場所で水は3等分されるようだ。

 

 

 

直進方向は見ごたえのある水路がまだ先に延びている。

 

 

 

右方向は勾配を利用したのちは低い場所を流れる。

 

 

 

道路を横断する部分はサイフォンになっているのかな?この一帯だけ、こんな水路橋があるようだ。他の場所にもあるのだろうか?

 

(完)