【22年12月4日探索・23年2月23日公開】

 

現在地はこの辺

埼玉県秩父市荒川日野 国道140号線だ。この場所は14年近く前に訪問していたんだが、旧橋の工事中だった事もあり、もういちど見てみようと思い再訪する事にした。

ちょうどこの橋に差し掛かった時に・・・

 

 

 

上り列車がすぐ隣に架かる秩父鉄道安谷川橋梁を通過していった。

 

 

 

以前来た時には工事中だったので撤去されてしまうのか?とも思っていたが、歩行者用の橋としての余生となったようだ。解説板が設置され、そこには国道旧橋の安谷橋は昭和28年ごろ架橋となっているが・・・

 

 

 

架橋自体はもっと古いとされている。

 

 

 

親柱が示すように大正12年(1923)の架橋であるらしい。

 

 

 

大変珍しい形状の上路トラスになっているが、この形状の補強が昭和28年(19593という事であるようだ。

 

 

 

橋を見ていたら今度は下り列車が通過していった。秩父鉄道の方の橋も大正2年製橋梁を昭和5年(1930)にここに移設したものだという。こういうトラス競演って、なかなか無いのでは?

 


 

橋を渡って右岸側に出て振り返った。こちら側には車の乗り入れも出来、まあ現役が続いている事になる。

 

(完)