【22年12月11日探索・23年2月18日公開】
現在地はこの辺
グーグルマップでは野本隧道という名になっている。幅員は2mそこそこの素掘り隧道だが、車の轍があるので、たまには車も通っているようだ。
反対側が近づいた。この辺の落ち葉の堆積からすると、通行実績はあるんだろうが、最近の車の通行はほぼ皆無なんだろう。
隧道を出て振り返った。かなり典型的な泥岩質っぽい。
隧道の先、4、50mほど進むと家屋が見えてくる。まあ別ルートでの訪問も可能な場所なのでここで撤収しよう。
地図にも描かれていない場所に、もう1本、隠し隧道があった。
グーグルマップにはこの隧道名も書かれており、木生坊隧道と言うそうだ。
何か異世界への出口のような雰囲気だ。
本当にこの一帯だけが異世界という印象だった。この先にはどこにも行けないようだ。一体誰がこの隧道を利用していたのだろう?
(おわり)