【20年11月1日探索・21年9月27日公開】
現在地はこの辺
山梨県北都留郡丹波山村御祭 国道411号線だ。道幅が広がっているのは西東京バスの路線バス「お祭」バス停があり、ここから奥多摩駅までのバスが1日に平日4回、休日5回やって来る。この場所、1段高い場所にはかつて民宿兼食堂があったが、どうやらウェブ上の情報でも閉業してしまったようだ。元々飲食や宿泊できる場所が少ないので、困る方も少なくないと思う。
そんなバス停の場所からは甲州市方面(西側)に100m強進むと。路肩側が広がっている場所があった。
ガードレールは人ひとりが普通に通行できるように途切れていた。ごみは持ち帰りましょうという丹波山村が設置した看板が建っている。この場所から崖の下方向に2歩入ってから振り返ると・・・
ここは山梨県内なんだが、東京都の境界柱が建っていた。よく見たら別の側面には「水道用地」と刻まれており、ここ一帯が東京都の水源である事を示していた。
2枚上の画像にも写っているが、サビサビの看板に何が書かれているのかが気になっていた。よく見たら、貯水池での焚火、キャンプ、水泳などを禁止する看板だった。この場所は奥多摩湖よりは明らかに上流側なんだが、貯水池扱いなんだ。
この下の方に橋が架かっているはずなんだが、ウェブ上には情報が皆無だ。おそらくは吊り橋であると予想しているんだが、それを確かめに行く。ここ、一応道にはなっているようだが、落ち葉が多くけっこう滑る。
何段かのつづら折りを降りていくと、先の方に橋の主塔があるのが見えてきた。
主塔本体よりも先に目に入ったのは主索のワイヤーの固定部分だった。
そして見えてきたのが吊り橋の主塔だった。歩行者用の吊り橋である事は明らかだが、その割には頑丈な橋であるようだ。
(後編につづく)