【20年8月1日探索・21年4月19日公開】

 

現在地はここ

住所は高崎市寄合町になった。かつて色々な職人や商人が居住していた事から付いた町名だそうだ。ここから50m程先の、明るい光が差し込んでいるあたりなんだが・・・

 

 

 

光が差し込むそのスペースのすぐ先には「オリオン座」と書かれている建物があった。

 

 

 

このオリオン座も高崎電気館同様、かなり歴史ある映画館だったようだ。大正15年(1926)開業、この建物は昭和31年(1956)に建てられ、平成15年(2003)に廃業となったそうだ。

 

 

 

入口上部には廃業当時のままの上映案内がそのまま残っている。

 

 

 

17年も(探索時)経過したのになぜそのまま放置されているんだろうか?と思い、ちょっと調べた所、この地下に河川が流れているために取り壊しが困難との事だった。内部潜入された方が居られたのでそのリンクを貼っておこう(注:当ブログでは廃墟の内部探索を推奨している訳ではありません)。

 

 

 

住所は高崎市新紺屋町になっている。染物職人が多く移住してきた事からの町名だそうだ。

 

 

 

アーケードがもうすぐ終わる、その少し手前、右側を見る。

 

 

 

味のある建物が印象的だった。

 

 

 

本屋もその手前のゲームセンターも、営業しているんだろうか?今日はたまたまやっていないだけなのかな・・・

 

 

 

北側のアーケード終端だ。このアーケード街、群馬県では初めてのものだったそうで、昭和44年(1969)にできたものだと言う。アーケードは平成29年(2017)頃に大改修したようだが、この終端部がオリジナルのままっぽいのも好ましいな。

 

(おわり)