【20年8月23日探索・21年1月31日公開】
現在地はここ
埼玉県富士見市関沢 市道5215号線だ。いやにマイナーな道のネタなんだが、この道路、ここから500mの区間だけで3つものネタがあったりする。まずはその1つ目。
ここにあるL字の急カーブなんだが・・・
この図は富士見市立中央図書館で見つけた「富士見市みずほ台土地区画整理事業概要と換地計画」という冊子にあった計画時の図面だ。
この急カーブは黄緑色として加筆したが、実はこんなL字の急カーブになる予定ではなかったのだ。地権者と折り合いがつかなかったというのが当時の地元民の噂だった気がしたが、1枚上の画像正面に写っているアパート方向にも道路が延びていくというのが元々の予定だった。
なので、急カーブは未成、というか計画変更により生まれたものだ。
で、この計画変更はいつ頃だったのか。
ウェブ上で確認できる範囲では2001年の地形図ではこの道路は無く、2007年4月の航空写真には写っている。私の記憶(ほぼ地元なので)も2000年代前半位、そしてそれを後押しするような電信柱の数字(04-4)の数字を見つけた。
正確な時期は不明(市報を読み漁れば判明する?)ながら、2003年から2005年くらいという事になろうか。
で、その急カーブを過ぎると、道路の側白線がおかしなカーブで描かれているが(これが2つ目のネタ)・・・
100m位進んで振り返った。
ぐにゃぐにゃの側白線は路面の凹凸を表していたものだった。1年くらい前の「ナニコレ珍百景」で放映されたが登録されなかった場所だ。
また、上の画像から10m程南東方向に移動し振り返るとこの景色になる。
マンションの入口にはなぜかこのパンダ親子のオブジェが鎮座していた。
では、3つ目のネタの場所に移動しよう。またちょっとだけよそ見をするが、この場所で左を見ると・・・
スルーしてしまうにはちょっと惜しい光景だ。
まあ陶芸教室があるようなので、その作品なんだろうが。
(後編につづく)