東京都品川区 東京都で最初の歩道橋

【１１年７月１０日探索・９月４日公開】

現在地はここ

東京都品川区東五反田　ＪＲ山手線・都営地下鉄浅草線・東急池上線の五反田駅前になる。

本日の記事はこの駅前ロータリーを含む東京都道３１７号線を跨ぐ、「五反田歩道橋」である。

この歩道橋、横断歩道橋としてはかなり古く、供用開始が昭和３８年９月、東京都内では初めてのものである。
→参考サイトはここ

階段を上った。まずは正面方向、東急池上線五反田駅の方向を見る。
とは言っても特筆するような事はない。あえて言えば「くの字」形になっている事くらいか。

先に進むと、東急五反田駅ビルでもある「レミィ五反田」に直結している。

私は、左折方向に進んでみた。

こちらは、焼肉店のあるビルに直結していた。

この、ビルに直結というスタイルが建設当時からそうなのか、後年改造されたものかは、不明だった。

銘版などは、一通り捜してみたが見付からなかった。

橋脚が円脚の複脚だというところが現在の歩道橋との相違点とも言えようか。

なお、高さ制限３．８ｍの標識が建っているが、これはＪＲ山手線のガードによるものであるようだ。

歩道橋の全景を撮りたかったのだが、どうにも１枚ではおさまらない。
左が少し欠けるがほぼ全景だ。

別角度でも、やはり階段一つ分が収まらなかった。

ＪＲ山手線ホームから見た、五反田歩道橋はこうなる。

日本初の横断歩道橋は撤去されてしまったそうだが、この東京初の歩道橋はまだまだ健在でいられそうだ。