平成27年3月31日をもちまして退職しました。

31年間の幸せで楽しい楽しい小学校教師生活でした。

 人生とは不思議なもので、

昨年の今頃はまさか自分が一年後に退職するとは思いもよらず・・・

 

「そういえば、ずっと新しいジャージ買ってないな。見に行こう!」

 

スポーツショップで2着も買いました。

 

「校庭で体育をする時にかぶる帽子、色褪せてきたな。新しいのを買おうか。」

 

ネットで調べてUVカット100%の帽子を買いました。

 

6月に大学院(大阪大学大学院大阪大学・浜松医科大学・金沢大学・千葉大学・福井大学連合小児発達学研究科後期博士課程)を受験しようと決めた時も、仕事を続けながら通う許可願いを教育委員会に提出して許可をもらいました。

 

10月6日に合格が分かった時も、仕事を続ける気持ちでいました。

4月から大学院に通いながら3年間と60歳の定年までさらに3年間、小学校教師でいようと。

 

でも

いざ通おうとして現実をしっかりと見据えた時、

大きな問題が見えてきました。

 

大学院の授業は夕方からですが、

遅い方の6時間目でも18時スタートです。

 

50歳を過ぎればどこの学校に赴任しても主任をいくつか持つことになります。

(立待小学校でも学級担任をしながら、学年主任、研究主任、理科主任、総合主任と4つ持っていました。)

 

その主任が

毎週2~3日17時過ぎに学校にいないというのは、職場に迷惑をかけることになる・・・

 

どうしてこんなことに今まで気づかなかったのか。

そう思いました。

何かいい方法はないか

何かいい方法はないか

 

必死でした。

 

ひと月間悩み、考え抜いた結果、選んだ道が

 

「3月で退職する」

でした。

そう決めてからも日々の子どもたちとの授業が楽しくて

「やっぱり退職するの止めます。」と校長室に駆け込みたい衝動にかられることも何度もありました。

 

「決断」

 

決めて断つことの意味を思い知らされました。