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■ ちっちゃなきゅうり
とうとう7月になってしまいました。
ちびちゃんのお迎えに行くと
先生方から「おかあさん…長崎まで行くの??」
と声をかけられるようになってきました(笑)
今週から兵庫の講習会がはじまるので
朝早くから夕方まで保育を願い出た時に
担任の先生に、冗談で「え~?!」と言われたから
「カステラ、買ってきますからぁ~!!」
と切りかえしたもので(買いませんけど(笑))
鹿児島も受けるんだけど、
カステラ=長崎のイメージが強いのでしょうか??
資格試験で受かった先生もいらっしゃるのですが
学校を出て資格をとった先生が圧倒的に多いので、
現場の保育士さんは意外と試験のことをご存知なかったりします。
わたしが資格を既にもっていて、
公立の採用試験を受けるために長崎まで飛ぶ…と誤解して、
「受かったら、引越しするの?」と聞かれたりもします。
違うんだよね(-_-;)
それはさておき、今日のお迎えのときには、
ちびちゃんがなぜか三度豆を握りしめておりました。
保育所の畑で採れて、今日の給食でも頂いたそうなのですが、
子どもたちも一本ずつもらっていて、うれしそうに見せに来てくれます。
そこに去年の担任の先生が
「ナニ持ってるの?」と話し掛けに来てくれました。
去年は、まだまだほとんどしゃべらなかったちびちゃんなので、
最近、元気よく挨拶をして帰る姿をとても喜んで、
よく話し掛けてくださるベテランの先生なのですが…
子どもにすると(いや~保護者にとっても)
かなり威圧感のある方かしら(笑)
先生に向かって、はりきって
「くーり(きゅうり)」
と答えたちびちゃん。
すると、一呼吸もなく
「豆よ!豆!!きゅうりとちゃうよ」
と大きな声で言われたものだから
一瞬で固まってしまいました。
一言も言い返せずに、すごい顔でしばし固まるちびちゃん。
笑ってはいけないのだけど、その怒りようがなんともおかしい。
先生は案の定「うわ!怒ってる」と大笑いして、
「見て見て!この顔!」と
今の担任の先生に知らせに行かれました。
私が抱き上げると、ちっちゃな声で「ちゃうわ」と一言。
子どもにとっては「豆」は丸くないとねぇ~。
ばあちゃんのウチできゅうりの栽培を見ているものだから、
ちょうど、できかけのかわいいきゅうりと三度豆は大きさ的にも、
色もそっくりなんだよね!
帰り道も、車の中で
「まめ ゆうた」と数回つぶやくちびちゃん。
きゅうりではなくて、豆なのか…と正しいことを覚えたことは、
よかったことなのかもしれないけど、なんだかね~。
そういえば、先日はせっかく自分ではいた靴が左右逆だった時に、
即、履きなおしを言われたら「イヤ!」って怒っていたっけな。
家では、げ!反対にはいてるよ~急いでるのに(-_-;)と思っても、
いったん、やったことに対しては認めてやってるんですよね。
「あら~!自分ではけたねぇ。できたの?」
と一呼吸おいてから、しらじらしく今、気がついたかのように
「あらら?反対だよ…」と教えると、
けっこう素直に
「こう?」って履き替えます。
やっぱり、ちっちゃいきゅうり…って感じた心は大切にしてやりたいよなぁ。
第一かわいいよね~。←親ばか
そこで、心の中で先生に言っておこうかと思います(笑)
ベテランになっても子どもの目線で、
子どもの気持ちになって共感し、感動を共有する心を忘れちゃぁ、いやよ!by保育原理
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